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村口史子プロのゴルフレッスン
2005/06/16 過去のコラム一覧を見る

ボールが正面に来るところで両足をそろえて、開く

― アドレスの取り方 ―

Q:ゴルフを始めて3年です。よく、自分ではスクエアに構えているつもりでも、同伴者から「右向いている」とか「左に開いている」と指摘されます。いまさらですが、正しいアドレスの取り方を教えてください。
クラブを目標に向け、立つ位置を確認する
クラブを目標に向け、立つ位置を確認する

 いくらいいスイングをしていても、狙った方向に正しく構えられなくてはナイスショットは望めません。まず、ティーアップする前に、自分の足元を良く眺めてみてください。平らなティーグランドというのは、ほとんどありません。つま先上がりだったり、つま先下がりだったり、さまざまです。スクエアに構えたつもりでも、それだけでフックやスライスが飛び出す要因になっています。

 ティーを指す場所だけでなく、スタンスのかかるところにディポッドが当たったりしないようにしましょう。目土の上で、インパクトの瞬間にズルッなんていうのはシャレになりません。あと、くせものがティーマーク。最初から右や左に打ち出すように、斜めに設置されていることがあります。

 グリーン方向を見て、両足をそろえ、フェースをスクエアにしてボールのすぐ後ろにあわせてOK。これがアマチュアに多いアドレスのとり方です。でも、これだけでは、方向のズレが生じやすくなります。平らなところにティーアップしたら、ボールからの目標方向へ10センチ前のところに目印を見つけて、フェースをスクエアに合わせてください。この時、大切なのはリズムです。足をバタバタさせてもいいし、ワッグルを繰り返しても結構です。自分なりのルーティンワークで、アドレスを作ってください。

 ナイスショットしても、変な方向にボールが飛び出していくのは、最初から間違った方向に構えているのが原因。普段から一緒にラウンドする仲間にチェックしてもらってください。ドライバーの場合、スタンスとボールの間は70センチから1メートルくらい離れています。ボールから目標まで引いたラインと、右足と左足を結んだラインは、電車のレールのように、どこまで行っても平行線が基本。でも、実際はスタンスのラインも目標を指して右を向いて構えがちです。

(左)両足をそろえ、片手でクラブを添える(右)最後に、両足を開きアドレスを固定する
(左)両足をそろえ、片手でクラブを添える(右)最後に、両足を開きアドレスを固定する

 攻め方によって、右を向いたり左を向いたりすることはあります。でも、基本はスクエアに立つこと。私は狙いを定めてボールが正面に来るところで両足をそろえてから開き、スタンスを取るようにしています。これはドライバー、アイアンだけではありません。グリーン上でパターを構える時も、そうしています、これが私にとって、一番スクエアに構えやすいルーティンだからです。何度も練習して、無意識でできる“癖”になれば簡単です。

 スクエアに構えたらショットです。よく、力まずに打てっていいますよね。だけど、力を抜くのはアマチュアにとっては至難の業。下手すると全身から力が抜けて、フニャフニャのスイングになってしまいます。この場合、力を抜くというより、おなかから下、下半身だけに意識を集中します、フットワークを意識して、体重移動だけに気をつけてスイング。右に乗って、左へ乗せて振り抜いて行きます。下半身に意識を集中することで、上半身の力みが抜けて切れのいいスイングができます。

<取材協力>千葉カントリークラブ梅郷コース http://chiba-cc.presence-inc.jp


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   fumiko@nikkansports.co.jp

村口史子(むらぐち・ふみこ)
 1966年(昭和41年)8月30日、東京生まれ。90年プロテスト合格。91年「サントリーレディース」で初優勝。99年に賞金女王。昨シーズン終了後に引退表明。ツアー通算7勝。165センチ、58キロ。血液型B。

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