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2005/07/14
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ラフに入ったら脱出優先
― 夏のラウンド ―
| Q:暑くなってきました。夏場のゴルフはラフが大変。夏のラウンドで気を付けることを教えてください。
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クラブヘッドがスッポリ埋まってしまうようなラフに入ったら、脱出最優先で
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暑い日差しを浴びてやるゴルフ。大変ですね。でも、照り付ける太陽の下でラウンドするのは、また違った魅力があります。肝心なのは水分補給。水でもスポーツドリンクでも、冷えたものを一気に飲むのではなく、常温のものを小まめに補給してリフレッシュしてください。
何よりも厄介なのがラフです。長く伸びた夏ラフは、対応を誤ると大変。冬場ならアイアンで気にすることなく打っていけても、こしが強く粘る夏ラフからは、大たたきにつながります。ラフからのショットで面倒なのは、フライヤーとドロップの飛距離の計算です。フライヤー、ドロップともにクラブのフェースとボールの間に芝が挟まり、ボールのスピン量が減ることで起きる現象です。
フライヤーはバックスピンが減ることでクラブの番手以上に飛距離が出てしまいます。ドロップは極端にスピンが減ることで、ボールが失速して距離が出ません。ヘッドスピードが秒速45メートル以上の人がフライヤーを、それ以下の人はドロップを計算して、コースマネジメントすることが肝心です。
アベレージの方は、あまりフライヤーのことは気にしなくていいかもしれません。ドロップもキャリーは落ちますが、ランが多く出るので全体の飛距離は落ちません。それよりも、ラフに入ったらボールの状態をしっかり確認しなくてはいけません。深さ、そして前後の密度などです。ボールの手前にラフが伸びていたら、クラブは上からしか入れることができません。グリーンまでの残りの距離で判断することなく、ロングアイアン、ミドルアイアンをやめて、ショートアイアンを持ってください。5番アイアンの距離でも、ラフが深ければ7番アイアン、8番アイアン、そしてサンドウエッジに持ち替える勇気を持ちましょう。
アマチュアで一番いけないのは、少しでもグリーンに近づけようとして、大きな番手のクラブでミスして、またラフへ入れてしまうことです。中途半端な距離のアプローチが残るより、フェアウエーからフルショットできる距離の方がベター。場合によっては、真横のフェアウエーに出してもいいくらいです。
ボールのライがいい場合でも、グリーン周りにバンカーや池などがある場合は、どんなに飛んでもそこへ届かない番手を選んで刻みましょう。それが、スコアメークのポイントです。スイングする時は、クラブのネックがラフに引っ掛かりミスの原因になります。しっかりグリップしてボールの手前でなく、ボールを直接ヒットして振り抜いてください。同じような深さのラフで素振りをして、感触をつかんでおいてください。
あと、最近はカジュアル化が進み、短パンでラウンドできるゴルフ場が増えてます。普段、あまり日に当たらない方には、長いズボンでのプレーをお勧めします。急な日焼けは体力を奪い、熱射病にもなりかねません。キャップも、ちゃんとかぶって十分にケアして、夏のゴルフを楽しんでください。
<取材協力>千葉カントリークラブ川間コース http://chiba-cc.presence-inc.jp/
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◆村口史子(むらぐち・ふみこ)
1966年(昭和41年)8月30日、東京生まれ。90年プロテスト合格。91年「サントリーレディース」で初優勝。99年に賞金女王。昨シーズン終了後に引退表明。ツアー通算7勝。165センチ、58キロ。血液型B。
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