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2005/09/08
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スタンスは右向き、安全第一
― つま先上がりのライからの打ち方 ―
| Q:ゴルフを始めて1年ほどの初心者です。スライサーなのでドライバーショットが、よく右の傾斜地へいってしまいます。そこで出くわす、つま先上がりのライからの打ち方を教えてください。
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つま先上がりのライでは、ボールとの距離が近くなる分だけ、クラブを短く持つ
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初心者やアベレージゴルファーがドライバーショットを曲げるのは、ある意味必然です。問題は次のショットをどう打っていくかです。練習場の平らなライでもなかなかうまく打てないのに、つま先上がりのライから打つのは簡単ではありません。でも怖がっていては、いつまでも上達は望めません。一番大切なのは、きちっとしたセットアップで打つことです。
つま先上がりのライにボールが止まったら、後ろから傾斜の具合を確かめてください。つま先上がりということは、ボールと体の距離が短くなっているということです。ちょっとくらいの傾斜なら多少グリップを短くして打ちましょう。山すそなどの傾斜地ではボールが自分のヒザ、そして腰くらいの高さになってしまっていることもあります。ボールが近くなった分だけ、グリップを余らせクラブを短く持ってください。短く持つ分、ボールの飛距離は落ちます。だから1番手大きなクラブを選びましょう。
スタンスを取る場所も不安定な場合が多いから、フルスイングはいけません。特に体重がかかとの方にかかる場合は、フルスイングするとフィニッシュで後ろにひっくり返ってしまいます。傾斜がきつい場合は、自分の中で50%ぐらいのスイングをしてください。1番手大きなクラブを持っているのだから、コンパクトスイングでも飛距離は十分稼げます。ボールの位置は、ふだんより少しだけ右寄りにしてミートしやすくしておいてください。
次に狙いどころです。つま先上がりのライからのボールは、フックしやすくなります。特に傾斜がきつくなるほど曲がり幅は大きくなります。ですから目標より右を向いてスタンスを取ってください。あまり大きく右を向いてはいけません。そのまま真っすぐ行ってしまっても大けがをしない範囲にとどめましょう。特にフェアウエーの右サイドの傾斜地からの場合は、それ以上右に行ってしまうとOBになってしまうことがあります。フックして少しくらい左に行ってもOKの心構えを持っていてください。
この場合、距離が届かなくても、それでよしとしましょう。無理して距離を届かせるために2番手以上大きなクラブを持つと、より大きく曲がって大けがします。ロングアイアンを使わなくてはならない距離で、つま先上がりのライになったときも無理せずミドルアイアンやショートアイアンを手にしてください。最初にボールがつま先上がりのライに行ってしまった時点で、1打損してもいいくらいの心構えがナイススコアを生みます。傾斜地から無理してミラクルショットを狙うのは、プロや上級者に任せましょう。安全第一のショットを選ぶことが、結局はミスをなくし好スコアを生むのです。
<取材協力>千葉カントリークラブ野田コース
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◆村口史子(むらぐち・ふみこ)
1966年(昭和41年)8月30日、東京生まれ。90年プロテスト合格。91年「サントリーレディース」で初優勝。99年に賞金女王。昨シーズン終了後に引退表明。ツアー通算7勝。165センチ、58キロ。血液型B。
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