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2005/09/22
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飛距離は振り幅で調整
― 30、40、50、60ヤードの打ち分け方 ―
| Q:ドライバーもアイアンも、そこそこ上達したのですが、グリーンに近づいてからがいけません。とくにクラブをフルショットできない中途半端な距離が苦手です。距離をピタリと合わせる距離感の出し方を教えてください。
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グリーンの近くまで来たのに、残ったのはフルショットできない中途半端な距離。アマチュアゴルファーに多い失敗は、フルショットするような大きなトップから、インパクトを緩めて調節してザックリやトップしてしまうことです。うまく打てても距離が合わずにグリーンに届かなかったり、オーバーしてしまうことがあります。では、このようなミスを防ぐにはどうしたらいいでしょうか。
まず最初にしなくてはいけないのは、残りの距離をしっかりと把握することです。セルフプレーのときなど100ヤード以内の距離は、感覚任せで打ってる人がいます。それでは技術アップ、スコアの向上は望めません。ボールのそばまで行ったら、まず目測で残り距離を判断してください。見た目で距離感をつかむことがスキルアップにつながります。次に歩測です。1歩が1ヤードで歩けるように練習しましょう。計った距離通りのスイングができれば万全です。
では把握した距離通りのスイングをするには、どうしたらいいでしょうか。プロ、上級者の中には自然な感覚でスイングの調節をして、ピタリとボールを寄せてしまう人がいます。でもアベレージは自分のクラブの振り幅と距離の関係を知ってください。私の場合、サンドウエッジでフルショットすると65ヤードのキャリーが出ます。フルショットの65ヤードから、トップの位置の違いによる自分の距離をつかみます。30ヤードはヘッドが腰のあたりまで、40ヤードは右肩、50ヤードは頭の真上、60ヤードは左肩といった具合です。ヘッドの位置じゃなく、グリップの位置でも構いません。サンドエッジじゃなく、アプローチウエッジやピッチングウエッジでもいいでしょう。
クラブを上げる位置と飛距離の関係は一人一人違います。たくさん練習して自分の距離を体に覚え込ませましょう。あとは左右対称。腰までクラブを上げたら、フォローも同じ大きさを取ってください。スイングの途中やインパクトで小細工することなく振って行きましょう。スコアを作るのは飛距離ではありません。250、300ヤードも飛ばさなくていいんです。200ヤードそこそこのドライバーの飛距離でも、10ヤード刻みの距離を打ち分けられるようになれば、スコアは大きくアップするはずです。
<取材協力>千葉カントリークラブ野田コース
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◆村口史子(むらぐち・ふみこ)
1966年(昭和41年)8月30日、東京生まれ。90年プロテスト合格。91年「サントリーレディース」で初優勝。99年に賞金女王。昨シーズン終了後に引退表明。ツアー通算7勝。165センチ、58キロ。血液型B。
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