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2005/11/10
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パンチショットで転がす
― 林からの脱出 ―
| Q:ラウンドするのに避けて通れないのが、ボールの曲がり。OBは逃れても、左右の林に捕まってしまうことがしばしばです。林からの脱出で、気を付ける事を教えてください。
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木の枝にかからないよう低い弾道で転がす
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ティーショットが曲がって、林の中へ。ここでOBやロストにならず、ボールが見つかったら、神様に感謝してください(笑い)。次にボールの置かれた状況を、じっくり観察してください。ピン方向へ打つ道筋が開けているのか、目の前の枝の高さはどうか、そしてボールのあるライです。
一番してはいけないのは、無理にピン方向を狙うこと。わざとフックやスライスをかけて狙うなんて、プロでも至難の業です。アマチュアは、まず確実にフェアウエーに出すことを考えましょう。枝が張り出している場合は上から行ったほうがいいのか、下を通した方がいいのか考えてみてください。ほぼ9割5分くらいの確率で、下から通して行った方が無難なはずです。
ここでミスしやすいのは、短い距離を打てばいいのだからと、サンドウエッジやアプローチウエッジなどを手にしてしまうことです。サンドはボールが高く上がるので、高いところにある枝に当たって、再び林の中から打つ羽目になりかねません。5番や6番アイアンなどで低いボールを打つようにしてください。
林の中はベアグラウンドだったり、枯れ葉が積み重なっていたりします。幸いにしてグリーンの方向へ打って行ける時も、クラブを短く持ちボールの位置を右足寄りに置いて、低いフォローで打っていきましょう。トップボールでいいんです。ナイスショットしょうとか、ボールを上げる気持ちは一切捨ててください。
ロフトの立った大きめのクラブでパンチショット気味に打てば、グリーンの手前から転がって乗るときもあります。ですから林の中に入ったら、ボールが上がらないロフトの立った大きな番手のクラブを、あらかじめ3本持って行くようにしてください。よくサンドウエッジ、ミドルアイアン、ロングアイアンと3種類のクラブを持っていく人がいますが、林の中からフルスイングして、番手なりの距離を出そうとすること自体が無謀です。
林の中からはパンチショットで転がし出す。これが基本中の基本です。それがフェアウエーに出すだけなら、次のショットでのナイスショットを期待しましょう。グリーン方向へ打って行けるのなら、ラッキーでオンすることを願いましょう。本来なら林の中へ入った時点で、OBやロストで2打分のビハインドがあるはずだったのです。無理せず、ボールが残ったラッキーを生かしてスコアメークして行きましょう。
<取材協力>千葉カントリークラブ野田コース
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◆村口史子(むらぐち・ふみこ)
1966年(昭和41年)8月30日、東京生まれ。90年プロテスト合格。91年「サントリーレディース」で初優勝。99年に賞金女王。昨シーズン終了後に引退表明。ツアー通算7勝。165センチ、58キロ。血液型B。
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