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2005/12/08
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斜面に対して垂直に体を傾ける
― 右足上がりのライからのショット ―
| Q: 山岳コースや丘陵コースで、よくラウンドします。左足上がりのライからの、ショットの打ち方を教えてください。
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ゴルフでは2打目以降は、平らなところから打つことのほうが少ないくらいです。常に斜面からのショットを強いられるのが、ラウンド中の常識です。状況に応じた打ち方の基本をしっかりマスターして、スコアメークを心がけてください。
左足上がりのライにボールが止まった場合、そうきつい斜面でなければ、アベレージゴルファーはむしろ打ちやすいと歓迎してしまいます。その心のすきがミスショットを呼んでしまいます。まず大切なのは斜面に対して、どう立つかということです。人によって重力方向に垂直に立つ人と、斜面なりに垂直に立つ人がいると思います。
村口流では、あまり急でない限り斜面に対して垂直になるように、体を傾けて構えます。肩、腰、ひざのラインを平行に構えるので、自然と左肩上がりのアドレスになります。ボールの位置は普段より、やや右足寄りにしてください。バックスイングをあまり大きくとってはいけません。もともと右足に体重が乗りやすくなっていますから、右足1本で立つ感じにしましょう。左足は支える程度で結構です。
アベレージゴルファーが犯しやすいミスは、足から腰までは斜面に対して垂直に構えることができているのに、上半身が重力に対して垂直な構えになってしまうことです。そんな腰が不自然に曲がった構えでは、ナイスショットは望めません。
正しく構えられたら、右足を軸にして傾斜なりにクラブを引いてください。スイングしながら無理やり左足に体重を乗せようとすると、突っかかってダフってしまいます。大きな体重移動はせずに、両ひざの高さを保ったまま、自然なインサイドアウトの軌道で打ち出してください。フォロースルーは傾斜に沿った形でとりましょう。インパクトの瞬間、伸び上がって後ろにそっくり返ってはいけません。もともとボールが高く上がりやすいのですから、無理せずにジャストミートを心がけてください。
斜面に沿って構えるので、ロフトが寝てボールは高く上がります。その分、距離は普段より落ちてしまいます。1番手くらい大きめのクラブを持つと、ちょうどいいでしょう。大きめのクラブで、コンパクトにスイングするのが基本です。インサイドアウトの起動になるので、ボールはフックがかかりやすくなります。目標より、やや右めに打ち出していけば方向性もバッチリ。左足上がりのライからのナイスショットで、スコアアップを狙ってください。
◆次週は「左足下がりのライからのショット」です。
<取材協力>千葉カントリークラブ梅郷コースhttp://www.chibacc.co.jp/
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◆村口史子(むらぐち・ふみこ)
1966年(昭和41年)8月30日、東京生まれ。90年プロテスト合格。91年「サントリーレディース」で初優勝。99年に賞金女王。昨シーズン終了後に引退表明。ツアー通算7勝。165センチ、58キロ。血液型B。
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