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2005/12/29 |
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「急がば回れ」で広いサイドを狙う
― ドッグレッグのティーショット ―
| Q: ティーグラウンドからナイスショット! だけどコーナーに引っ掛ってしまったり、突き抜けてしまったり、トラブルの連続です。ドッグレッグのホールの攻略法を教えてください。
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| 写真= ドッグレッグのホールでは、曲がりの内側ではなく、外側の広い地点を狙う
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フェアウエーが途中から犬の脚のように曲がっているホール。これをドッグレッグのホールといいます。限られた広さの土地に効率良くホールをレイアウトしていくと、いくつかドッグレッグのホールが出てきます。つまり1ラウンドのうちに数ホールあるというわけです。的確な攻略法を身につけて、スコアメークに役立てましょう。
写真を見てください。私が立っているのは、千葉カントリークラブ梅郷コースの18番ホールのティーグラウンドです。右から林が張り出し、その先が右へドッグレッグしています。木のすき間から、グリーンへと続くフェアウエーが見えています。コーナーの木までの距離は200ヤードくらい。着地点が見えているだけに、ちょっと飛距離に自信のある人なら林越え、そうでなくても林のコーナーのそばの最短距離を狙っていきたくなります。
でも、ちょっと待ってください。ドッグレッグのホールに来たら、景色に惑わされてはいけません。キャディーさんに聞いたり、コース図を見てコーナーまでの距離と、奥に突き抜けてしまう距離を確認してください。写真のホールではコーナーまでが、200ヤードくらい。ナイスショットすれば楽に越える距離でも、ちょっとミスればコーナーの手前にボールが止まってしまいます。それでは第2打をグリーン方向に狙っていくことができません。またコーナーぎりぎりを狙うと、少しでも右に曲がると林の中に入ってしまいます。
狙いどころの正解は、フェアウエーの左サイド。「急がば回れ」です。広い左サイドを狙っていけば、左の方に曲げて林の中に入れてもグリーン方向に狙っていける場合があります。だけどイン側の林に入ってしまった場合、真横に出すだけという場合が多くなります。ここで確実に1打損してしまうわけです。また飛距離が出る人はナイスショットで突き抜けてしまうなら、ドライバーではなくスプーンを持ちましょう。飛ばすだけがゴルフではありません。
ティーショットの前に、ミスすることも考えてマネジメントすればドッグレッグホールの攻略は、はるかに楽になります。さらにレベルアップしたいなら、その先のグリーンの位置も考えて落としどころを絞っていきましょう。ミスをしても大ケガをしないところ、そしてナイスショットを無駄にしないところ。そこがドッグレッグのホールでのティーショットの狙いどころです。
◆次週は「風があるときの攻め方」です。
<取材協力>千葉カントリークラブ梅郷コースhttp://www.chibacc.co.jp/
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◆村口史子(むらぐち・ふみこ)
1966年(昭和41年)8月30日、東京生まれ。90年プロテスト合格。91年「サントリーレディース」で初優勝。99年に賞金女王。昨シーズン終了後に引退表明。ツアー通算7勝。165センチ、58キロ。血液型B。
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