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2005/01/19 |
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ミスすることを想定してラウンド
― 風の強い日のスコアメーク ―
| Q: アゲンスト、フォローなどの風でボールが流されてしまいます。風の強い日に上手にスコアメークするコツを教えてください。
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| 写真= 風の強さ、向きを読んでクラブを選択する
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今、ゴルフ界ではやっているのがスティンガーという打ち方です。タイガー・ウッズが風の強いときや、ラインを出して打っていく時に使うクオーターショットです。低くスピンの利いたボールで風の下を通してグリーンをとらえ、昨年の全英オープンを制しました。でもアベレージには不可能です。
風の日のラウンドの場合、最初にしなくてはいけないのは風の向き、強さをつかむことです。アベレージゴルファーは、よほど風が強い日でなければショートホール以外では風のことをあまり気にしません。というより、いちいち気にしている余裕がないというのが正直なところだと思います。風が強い日でなくても、スタート前に18ホール全部が載っているコース図を入手して、基本になる風の流れを記入してください。山や木の影響で上空の風と、ピンフラッグの揺れる風の向きが違う場合があります。こういう時こそ、基本の風の流れを記入したコース図が役に立ちます。また午前と午後では風の向きが変化するコースもあるので注意しましょう。キャディーさんに聞いたり、キャディーマスター室で確認すれば分かります。
ティーショットを打つ前には必ず芝を手に取って、風向き、強さを確認してください。フォローなら小さめの番手、アゲンストなら大きめの番手を選びましょう。スコアをまとめるには最悪の事態を想定して、それを避けるのが肝心です。フォローの風に乗ってグリーンの奥にボールがこぼれたら大変です。それなら万が一、うまく風に乗らなくてショートしても良いと割り切って短めのクラブを持つこと。またショートホールでアゲンストの風に、はたき落とされたボールがバンカーに入ると目玉になってしまいます。まずバンカーに入らない大きめの番手、それが第一の選択です。目玉になるくらいなら、まだ奥にこぼれたほうがまし、というわけです。風が強い時はスイングのリズムが早くなりがちなので、ゆったりと余裕を持ってください。

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| 写真= 芝を手にとり、風向き、強さを調べる
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風を読んだら自分のミスの傾向を把握してください。こすってスライスしやすいのか、引っ掛けてフックしやすいのか。初心者やアベレージに多いスライサーの場合、左からの風があると左へ向いて打とうとします。でも体が開き過ぎると、余計スライスしてボールは右のOBゾーンへ消えていってしまいます。せいぜい左サイドのラフくらいを狙って打ったほうがベターです。
また右からの風が吹いている場合でも、大きく右を向いてはいけません。もしナイスショットして強い弾道だったら、風に負けず右へ一直線です。せいぜい右のラフくらいまでが狙いどころです。風に流されたとしても左のラフで止まれば良しと考えていれば、ショックは残りません。右へ一直線のOBより、スコアは崩れません。風の日はミスしてスコアを落とすことを想定してラウンドしましょう。上級者だって風の日はスコアを崩すものです。その中で、よりベターなスコアメークを心掛ければ、風のなかのラウンドもちょっとは楽しくなるはずです。
◆次週は「左足上がりのバンカー」です。
<取材協力>千葉カントリークラブ梅郷コースhttp://www.chibacc.co.jp/
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◆村口史子(むらぐち・ふみこ)
1966年(昭和41年)8月30日、東京生まれ。90年プロテスト合格。91年「サントリーレディース」で初優勝。99年に賞金女王。昨シーズン終了後に引退表明。ツアー通算7勝。165センチ、58キロ。血液型B。
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