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2005/02/16 |
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クラブを短く握る、長く握る
― さまざまなライからのバンカーショット ―
| Q: バンカーショットが苦手です。特に、つま先上がり、つま先下がりだとお手上げです。うまく打つコツを教えてください。
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| 写真= つま先上がりのバンカーは、クラブを短く持つ(左)、つま先下がりのバンカーでは、普段よりハンドアップ気味に構える
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もしも平らなフェアウエーばかりでボールを打ってラウンドできたら、スコアメークはとっても楽になると思います。だけど、そううまくは行かないのが現実。中でもバンカーや、つま先上がり、つま先下がりのライからは、ナイスショットどころかボールをヒットすることさえ難しい。それがアベレージゴルファーの現実かもしれません。今回はだれでも嫌なバンカーに加え、つま先上がり、つま先下がりといったライからのショットです。
つま先上がりのバンカーショットの場合、ボールが体に近いところにあります。ですからグリップを余らせて、クラブを短く握ってください。胸の前方が高くなっているので、クラブをインサイドに引き上げやすくなっています。そのままだとうまく打てても、左に引っ掛けてしまいます。またヘッドが突き刺さって、ボールがうまく飛ばない時があります。
一番いけないミスは、バックスイングで体が上に伸び上がってしまうことです。そのままではトップしてしまうし、ダウンスイングで本能的に沈み込もうとするとヘッドが突き刺さってしまいます。クラブヘッドは、高く鋭角に上げてください。そしてフィニッシュを意識するよりも、狙ったところにしっかりと打ち出していくことに集中してください。距離感は、とても難しいので、まずはバンカー脱出、グリーンオンを心掛けてください。それがピンチから脱出する第一歩です。
次につま先下がりのバンカーショットです。クラブがボールに届かないといけないので、グリップを余らせずにクラブを長く握ってください。ボール位置は普通よりちょっと右足寄りでいいでしょう。
一番いけないミスは、ボールが遠いからと近過ぎる位置に立ってしまうことです。それではクラブと手が通る軌道を確保できずに、ミスを誘発してしまいます。トップしないように足をしっかりと砂に埋め、左足を引いてオープンンスタンスに構えてください。そして普段より少しハンドアップ気味にしてください。これでクラブと手の通る軌道が確保できました。あとは、しっかりと振り抜いてください。クラブヘッドが突き刺さりにくいライですから、意外と簡単に感じるかもしれません。いずれにしても脱出第一の基本は変わりません。
これは左足上がり、左足下がりのバンカーの時にも言えることですが、つま先上がり、つま先下がりのバンカーショットは、バンカーの縁に近いところにボールが止まっています。スタンスのスペースが十分にとれなかったり、体勢が崩れるのは当然のことなのです。このようにライが悪いときは、足場をしっかり固めること。これが肝心。生きていく上での基本と同じです。
◆次週は「冬のアプローチ、順目と逆目」です。
<取材協力>初石サンシャインゴルフ練習場 http://www.3-shine.jp/
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◆村口史子(むらぐち・ふみこ)
1966年(昭和41年)8月30日、東京生まれ。90年プロテスト合格。91年「サントリーレディース」で初優勝。99年に賞金女王。昨シーズン終了後に引退表明。ツアー通算7勝。165センチ、58キロ。血液型B。
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