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2006/03/02 |
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アイアンは力いっぱい振らない
― ロフト通りの飛距離 ―
| Q: アイアンで見事にナイスショット! と思っても飛距離がまちまちで、うまくグリーンに乗りません。アイアンのロフト角通りの飛距離を出す方法を教えてください。
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| 写真= すくい打ちタイプ、ボールはマット前緑へ(右)。打ち込むタイプ、ボールはマット後緑へ
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ドライバーで、いくら飛ばしても、2打目以降のアイアンでグリーンに乗せられなければ、スコアアップは望めません。ロングドライブが持ち味のプロや上級者でも、スコアメークの肝はアイアンショットだったりします。アイアンは遠くに飛ばすことよりも、正確に飛ばすことが最優先。それには方向性とともに、いつもロフト角通りの同じ距離を打てるようになることが肝心です。
アベレージゴルファーの間違いで多いのは、アイアンを力いっぱい打って、その最大飛距離をそのクラブの飛距離と勘違いしていることです。アイアンを力いっぱい打つと、ショットごとにクラブの入る角度がぶれて、ロフト角も寝たり立ったり違ってしまいます。アイアンはインパクトの瞬間、少しロフトが立ってボールをとらえるのが正常な形です。では常に一定の飛距離を飛ばせる正確なアイアンショットのための練習法を、ご紹介しましょう。
まず初心者や非力なゴルファーに多いのが、ボールを上げようと下からすくい打ちになってしまうことです。これではロフトが寝て、打った瞬間は高くていいボールが飛び出したと思っても飛距離が足りません。こういうゴルファーは練習場のマットの前縁にボールを置いて練習してください。マットや足場のゴムがずらせるならいいのですが、そうでない場合は左足が写真のようにはみ出てしまいます。この場合、左足の位置が少し低くなって、しっかりと左足に体重を乗せてボールを捕らえやすくなります。練習場では危険な場合もあるので、ちゃんと大丈夫かどうか確認してから練習してくださいね。
逆にボールをマットの後縁に置いて練習した方がいいゴルファーもいます。ヘッドがアウトから入ってスライスを打っている人や、打ち込み過ぎてロフトがかぶりボールが上がらない人です。ボールをマットの後縁に置いて繰り返し練習することで、クラブがインサイドから入ってきて、高く捕まったボールが打てるようになります。ただ無理にボールを高く上げようとしてはいけません。ボールを上げるのは、あくまでクラブのロフト角によってです。
自分がどのタイプか見極めて、これらの練習をすることで、常に一定のロフト角でボールをとらえられるようになります。そうすればピンそばに寄ってのバーディーチャンスも多くなることでしょう。ドライバーが飛んだり、ロングパットを決めるほど派手ではなくてもスコアが安定します。アイアンは飛距離ではありません。常にロフト角通りの飛距離を出せるようになることです。そうになればゴルフのレベルがぐんとアップするはずです。
◆次週は「池のあるホール」です。
<取材協力>初石サンシャインゴルフ練習場 http://www.3-shine.jp/
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◆村口史子(むらぐち・ふみこ)
1966年(昭和41年)8月30日、東京生まれ。90年プロテスト合格。91年「サントリーレディース」で初優勝。99年に賞金女王。昨シーズン終了後に引退表明。ツアー通算7勝。165センチ、58キロ。血液型B。
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