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2006/03/09 |
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番手上げ短めにグリップ
― 池のホール攻略法 ―
| Q: よく行くコースはとてもきれいなのですが、池が多くて閉口します。池の多いコースをラウンドする際の、注意点やスコアメークのコツを教えてください。
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| 写真= 視界の先に池があるとミスしやすいのは精神的な影響が大きい
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名人といわれるコース設計家は、池やクリークなどの水のハザードを上手に使って、コースのだいご味を増しています。ジャック・ニクラウスやピート・ダイなどは水のハザードを生かして、見た目がきれいで、しかも攻略しがいのある人気コースを設計しています。ただ飛ばしさえすればいいとか、単純にグリーン方向を狙っていくのではなく、いかにハザードを避けてスコアメークするかが、ラウンドの楽しさにつながります。とはいってもコースにきれいな景観を与えてくれる池や小川も、アベレージや初心者にとっては大きなプレッシャーの原因になります。
さて池のあるコースの攻略法です。まずティーグラウンドから池が見えるホール。フェアウエー左右の200ヤードから250ヤード地点、いわゆるボールの落ちどころに池がある場合です。この場合、最優先は当然のごとく池を避けることです。自分がスライサーなのかフッカーなのかを考えて、ミスショットが出た場合に池に入らないように狙いを定めましょう。池にさえ入らなければ、反対側のラフにこぼれてもパーオンの可能性は残ります。
具体例でいうとフェアウエー右サイドの210〜230ヤード地点に池がある場合です。フッカーならミスが出ても池には入らない可能性が高いのですから、あまり気にせずスイングしましょう。問題は初心者、アベレージに多いスライサーです。この場合、ティーグラウンドの右サイドにティーアップして、フェアウエーをクロスするように左サイドを思い切って狙っていってください。これなら大スライスが出てもフェアウエー右の池に入る可能性は低くなります。逆にうまく打てて左サイドのラフにこぼれたとしても、想定内のことですからあわてずにすみます。あとはこれの応用問題です。
次にアマチュアの方が一番嫌がるのが、ターゲットまでの距離は短いのに間に池がある場合。残り110ヤードしかないのに、グリーン手前まですべて池だったりすると、もうプレッシャーがかかってミスショットを生んでしまいます。110ヤードの飛距離が出ない人は、まずいないでしょう。逆にサンドウエッジでコントロールショットしなければならないほどの飛ばし屋も、いないと思います。110ヤードをきっちり打てるクラブを選んで、しっかりスイングできれば問題ありません。でも池があると人間は守りに入ります。ショートすることを恐れ、大きめの番手のクラブを選び、スイングが緩んで池ポチャになってしまいます。
では飛距離ジャストのクラブを持てばいいのか。いいえ、それも違います。正解は大きめの番手のクラブを少し短めに持って、しっかりスイングすること。大きめを選んだことと、短く持つ、この2つの余裕がナイスショットを生みます。池のあるホールでは精神的なプレッシャーがミスを呼びます。プレッシャーをはねのけるダブルの工夫が、池のホールを攻略するコツです。
◆次週は「グリーンの外からのパター」です。
<取材協力>千葉カントリークラブ川間コース http://www.chibacc.co.jp/
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◆村口史子(むらぐち・ふみこ)
1966年(昭和41年)8月30日、東京生まれ。90年プロテスト合格。91年「サントリーレディース」で初優勝。99年に賞金女王。昨シーズン終了後に引退表明。ツアー通算7勝。165センチ、58キロ。血液型B。
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