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2004/05/20
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バックルを傾けないようにする
― 方向性その3 ―
ダフリ解消にはベルトのバックルをアドレス時のまま傾けないように意識する
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ダフリ、トップ、チョロ、テンプラ…。「ゴルフにミスは付き物」と言っても、特にドライバーでのティーショットで、このようなミスが続くとせっかくのラウンドが楽しくなくなりますね。ミスをした後、次のショットでどのようにして立ち直るか。それが上達のカギにもなります。頭に入れておきたいポイントを説明しますので、ぜひ実践してください。
◆ダフリ ボールの手前にヘッドが落ちてしまうのが、ダフリです。スイング中に正しい体重移動が行なわれず、体がブレることが原因です。
よく見られるのは左足に体重が残り、単純に左肩が下がっただけのバックスイングから、ダウンスイングになると極端に右肩を下げてしまうパターンです。これにヘッドアップが加わると、ダフリの可能性は高くなるばかりです。
ダフリ解消法のポイントはベルトのバックルへの意識です。バックルをアドレスした時のまま傾けないようにスイングしてみてください。左右には左6センチ、右3センチぐらいの意識で動かしても構いません。これで体のブレを抑えることができます。もちろん、今月の第1回目で説明した右足親指付け根部分で体重を受け止めて、左足親指付け根部分へ移行していく体重移動の基本も忘れないでください。
◆トップ、チョロ ボールの中央部よりも上部にインパクトするのがトップです。トップですめば、そこそこ距離は稼げますが、ボールの上っ面をたたくチョロだと100ヤードも飛びません。精神的にもガックリくるミスになります。
原因は頭の位置のズレです。ダウンスイングからインパクトにかけて頭が突っ込むように左にずれることで、クラブが振り抜けなくなる。さらに胸が左に開けば、ヘッドの入射角が鋭角(上から下へ向かって下りてくる状態)になってしまいます。結果、フィニッシュは低くなってトップ、チョロが出やすくなります。
これを解消するポイントは、トップでの頭の位置をキープしたままダウンスイングへ移行することです。そしてボールの後方にキープした「ビハインド・ザ・ボール」でインパクトを迎え、そのまま高いフォロースルーをとるようにヘッドを振り抜いてください。もちろん右足に体重を残してはいけません。フィニッシュの時、体重を左足で受け止めることが高いフォローの前提になりますから。
◆テンプラ ティーの高さの問題もありますが、ヘッドがボールに当たり負けして力のないボールが浮き上がってしまうミスです。当然、飛距離は望めません。
典型的な原因は、ダウンスイングで早く右肩が前に突き出た上に、ヘッドがアウトサイドから振り下ろされ、コック(手首を折り曲げた状態)がインパクト前にほどけるという形です。
これを解消するには、右肩の位置をキープしたままダウンスイングすることです。グリップ位置とクラブを右腰の高さまで自然落下させ、肩の開きを抑えることを強く意識してください。そしてコックを保ちヘッドよりもグリップが先行するインパクトを迎えれば、ヘッドがボールに当たり負けすることはありません。
ミスをした時、どれだけ冷静にそれを解消するためのポイントを頭に浮かべられるか。ラウンドだけでなく、練習場でも1球1球を大切にしてみましょう。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
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◆内藤雄士(ないとう・ゆうじ)
1969年(昭和44年)9月18日、東京生まれ。日大ゴルフ部では丸山茂樹らと同期。米国にゴルフ留学し、サンディエゴアカデミーなどで最新のスイング理論を学んだ。98年から日本ツアーでプロコーチでの活動をスタート。01年に丸山と契約し、日本人で初めて米ツアー(USPGA)プロコーチとして、マスターズ、全米オープン、全米プロのメジャー大会に参加した。(株)ラーニングゴルフクラブ(杉並区高井戸)の代表取締役で、2月から新宿駅ビル「マイシティー」屋上で開校した「クラブ23ゴルフスクール」を丸山と主宰している。
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