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2004/06/17
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発想変えれば距離稼げる大きな“武器”
― 応用編その3 ―
今回は、ミスをしないフェアウエーウッドの打ち方です。ティーショットにも使えるクラブですが、地面のボールを打つクラブにしてはロフト角が少なく、ボールが上がりにくいと考える人も多いでしょう。でも、ひとつ発想を変えれば気持ち良くショットできて、距離も稼げる大きな味方になります。テーマは「ソール(クラブヘッドの底)でダフれ」です。
頭と上半身の突っ込みは厳禁だ
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フェアウエーウッドを苦手にしている方は、少なくないと思います。大きく左右に曲がったりするだけじゃなく、ボールの上っ面をたたいて、ボテボテと転がるミスをすると「あーっ」とガックリするのも分かります。ナイスショットのイメージとミスのギャップが大きすぎるのが、その理由です。
でも逃げてばかりでは、レベルアップにはつながりません。逆に、このクラブを使いこなせればロングホールも、400ヤード以上の長いミドルホールでも大きな味方になります。そのために、まずは発想を変えて恐怖心を取り除くことが重要です。
まずクラブの特性を知りましょう。フェアウエーウッドは、アイアンと違ってソール幅があります。このソールの機能を使ってこそ、ミート率が高くなりナイスショットが生まれるのです。
カギはヘッドを低く長く走らせることです。ボールを上から打ち込んだり、クリーンヒットさせようという発想は「百害あって一利なし」です。では、どうすれば入射角度を鋭角にせず、低く長いインパクトゾーンをつくれるかを説明します。
(1)頭と上半身の突っ込みは厳禁 「打とう」「飛ばそう」という意識が強いほど、上体は突っ込んでしまいます。特に右肩が突っ込めば、カット軌道になりスライスやチョロも出るでしょう。グリップが先行して、振り遅れるケースもあります。結果、正しいスイングプレーンからヘッドが脱線して、急スピードで落下する。典型的なミスショットの原因です。それを克服するためには、ダウンスイングからインパクトにかけて重心移動を少なくし、右足体重のままインパクトを迎える意識を持ちましょう。
フェアウエーウッドのソールは滑らせて打つ
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(2)ソールでダフれ ボールの真後ろにヘッドを入れようとは思わず、ボールの前にもう1つボールがあるとイメージし、それを打つ感覚を持ってください。最初は右足のつま先がインパクトと思うくらいの意識があっても構いません。要するに「わざとダフらせる」。しかし、入射角が鋭角のままダフると先にリーディングエッジ(歯)が先に地面に当たってしまい、ヘッドははじかれます。右足体重の意識を持ち、鈍角にしてソールからダフってこそ、スッとヘッドが芝の上を滑走するのです。
「上体が突っ込まない」という前提があるとはいえ、「ダフっていい」と考えれば、気持ちは楽になると思います。不思議なもので「クリーンに打とう」と思えばトップしたり、ダフったりするもの。逆に「ダフらせよう」と思えば、実際はダフらず、ヘッドが地面のスレスレを走りクリーンにボールをヒットできたりするものです。さあ怖がらず、フェアウエーウッドを使いましょう。
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◆内藤雄士(ないとう・ゆうじ)
1969年(昭和44年)9月18日、東京生まれ。日大ゴルフ部では丸山茂樹らと同期。米国にゴルフ留学し、サンディエゴアカデミーなどで最新のスイング理論を学んだ。98年から日本ツアーでプロコーチでの活動をスタート。01年に丸山と契約し、日本人で初めて米ツアー(USPGA)プロコーチとして、マスターズ、全米オープン、全米プロのメジャー大会に参加した。(株)ラーニングゴルフクラブ(杉並区高井戸)の代表取締役で、2月から新宿駅ビル「マイシティー」屋上で開校した「クラブ23ゴルフスクール」を丸山と主宰している。
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