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2004/06/24
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状況に応じて使いこなせば確実にスコアアップ
― 応用編その4 ―
フェアウエーウッドは、フェアウエーだけで使うクラブではありません。状況によってはドライバー、アイアンよりも強い味方になるのです。「ティーショットはドライバー」「バンカー、ラフはアイアン」という誤った概念を捨て、積極的にフェアウエーウッドを使いましょう。
あなたは、グリーンまで距離の残るラフから無理にロングアイアンを振り回したりしていませんか? クロスバンカーだからって、すぐにアイアンを握っていませんか? フェアウエーウッドの正しい使い方をマスターすれば、こんな状況も苦になりません。
ラフからの打ち方は、ボール2個分ぐらい前からソールを滑らせるイメージで
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◆ラフ 深さ5センチ程度なら、フェアウエーウッドを選択するべきでしょう。グリーンまで残り180ヤード。アベレージゴルファーでこの距離をクリアするには4番アイアンが必要になるでしょう。200ヤードなら3番アイアンでしょうか。ただ、これはフェアウエー上での話。ロングアイアンはソール(ヘッドの底)が薄くクリーンヒットが難しい。どうしてもダフりやすくなり、それを避けようとボールの打点を高くしてはトップしてしまいます。これらのミスの可能性は、ラフではより高くなります。
一方でソールが厚いフェアウエーウッドなら、ラフの中でも芝の抵抗を減らし、ヘッドをスッと滑らせることができるのです。ポイントは前回説明したように、ボールの前にもう1つボールがあるとイメージして打つ感覚です。アイアンでは厳禁のダフリが、フェアウエーウッドでは許されるのです。上体の突っ込みをなくして右足体重。入射角を緩やかに、低く長いインパクトゾーンを意識すれば距離の残るラフからでもグリーンは十分に狙えます。
アゴが低ければバンカーからでもフェアウエーウッドで狙って行ける(撮影・酒井清司)
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◆バンカー 打ち方は同様です。ただし、フェアウエーウッドの出球は低いので、アゴがさほど高くないという前提があります。「ソールを滑らせる」ことを考えれば、フカフカの砂質ではヘッドが潜る。逆にカチンカチンに硬ければ、少しでもタイミングが狂うとヘッドがはじかれるので、避けた方が賢明でしょう。ですがアゴが低く、適度な硬さという条件がそろえばプロでもフェアウエーウッドを多用しています。
◆ティーショット ドライバーよりも曲り幅が少なくなります。フェアウエーが極端に狭い場合や、OBラインが極端に浅いホール、300ヤード前半のミドルでの使用をお勧めします。フェースがドライバーに比べて薄いことを考えてティーアップは低くすることも忘れないでください。
このようにフェアウエーウッドは、状況判断さえ間違えなければ、かなり有功な武器になります。丸山茂樹プロは米ツアーに渡ってから、5番ウッドをバッグに入れました。今季は7番ウッドを入れることもあります。ラフ、バンカー、ティーショットでもこれらを使いスコアメークしているのです。特に5番ウッドには絶対の自信を持って、240ヤードから180ヤードの距離を自在にコントロールしています。
前回も説明しましたが、フェアウエーウッドを味方にできれば確実にスコアはよくなります。使い方を理解してピンチでもチャンスでも対応できるようになれば、もう80台への突入。「レッツ トライ」です。
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◆内藤雄士(ないとう・ゆうじ)
1969年(昭和44年)9月18日、東京生まれ。日大ゴルフ部では丸山茂樹らと同期。米国にゴルフ留学し、サンディエゴアカデミーなどで最新のスイング理論を学んだ。98年から日本ツアーでプロコーチでの活動をスタート。01年に丸山と契約し、日本人で初めて米ツアー(USPGA)プロコーチとして、マスターズ、全米オープン、全米プロのメジャー大会に参加した。(株)ラーニングゴルフクラブ(杉並区高井戸)の代表取締役で、2月から新宿駅ビル「マイシティー」屋上で開校した「クラブ23ゴルフスクール」を丸山と主宰している。
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