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2004/08/19
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タオルを使って正しい体幹を体感
― ドリル ―
タオルを使った練習で、クラブと体が同調した感覚をつかめる(撮影・中村誠慈)
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今回はタオルを使ったドリルです。さまざまな方法がありますが、2人1組での右ひじを支点にしたバックスイングを体感するものと、タオルをわきに挟んで体幹を意識する2つのドリルを紹介します。手っ取り早く、いつでもどこでもできるものなので、ぜひ実行してください。
まずは2人1組での方法です。狙いは、右ひじを支点にしたバックスイングを体感することです。アマチュアの方が調子を崩す場合、原因の1つとして「バックスイングをどう上げていいのか分からなくなる」という声を聞きます。それを解消するために、友人の手を借りてみましょう。
(1)アドレスした上で、両ひじの内側の上部にタオルを巻きつけてもらいます。スイング中の腕やひじの勝手な動きを抑えるためです。
(2)背後から左サイドに回った友人が右手を引くと、ゆっくりと自然に右ひじを支点にしてクラブを振り上げるバックスイングを体感できます。グリップが右腰の高さに到達した時には、クラブは目標ラインと平行に収まります。
(3)トップからダウンスイングに入る時は、友人が右サイドに回り左手を引きます。その力に任せてまたゆっくりとターンしてクラブを振り下ろすことで、クラブと体と手を同調させた感覚をつかめます。
(4)グリップの位置が体の正面から離れないため、スイングプレーン(軌道)に乗ったフォロースルーを実現できます。
下半身を安定させてしっかりとした前傾姿勢を維持しないと、バランスを崩すので気をつけてください。ボールを打つとより良いですが、ボールなしでもこの手順を繰り返せば、正しいバックスイングを思い出せるはずです。
続いて、わきにタオルを挟んでクラブを振るドリルですが、自分のどこを直したいかで右、左、どちらに挟むかが変わります。
右わき トップで右ひじが浮き上がってクラブが目標ラインと交差する人や、オーバースイングになる人にお勧めします。
左わき トップからフォロースルーにかけて左わきがあきボールをうまくつかまえられない人や、ダウンスイングで体のターンと腕が同調せず、アドレス時の前傾姿勢が維持できない人に適しています。
両わきに挟むドリルもあります。スイング中の体幹(軸)をずらさずに振る感覚をマスターするためで、グリップが体の正面に位置したスイングができます。
タオルをわきに挟むドリルは、思うより簡単ではありません。特に両わきに挟むものは窮屈で、プロでもすぐにうまくはできません。それでも根気強くやり続ければ必ず効果は出てきます。体幹はスポーツ全般を通じてのキーワードです。サッカーの中田英寿選手は体幹をずらさないフェイントで相手を抜き去ると聞きます。シュートも野球のバッティングも、体幹がずれていてはボールに力は伝わりません。
何度も言いますが、ローマは1日にしてならず。体で感覚をつかむまで地道にドリルを続けましょう。
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◆内藤雄士(ないとう・ゆうじ)
1969年(昭和44年)9月18日、東京生まれ。日大ゴルフ部では丸山茂樹らと同期。米国にゴルフ留学し、サンディエゴアカデミーなどで最新のスイング理論を学んだ。98年から日本ツアーでプロコーチでの活動をスタート。01年に丸山と契約し、日本人で初めて米ツアー(USPGA)プロコーチとして、マスターズ、全米オープン、全米プロのメジャー大会に参加した。(株)ラーニングゴルフクラブ(杉並区高井戸)の代表取締役で、2月から新宿駅ビル「マイシティー」屋上で開校した「クラブ23ゴルフスクール」を丸山と主宰している。
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