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2004/10/21
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インパクトの形を作り、再現する
― ランニングアプローチ ―
今回のテーマは、ランニングアプローチです。ボールを低く転がして寄せる。グリーン周囲や花道でグリーンの段差が少ない状況で使う技ですが、基本は「パター以外でパットするショット」と考えてください。最大のポイント「アドレス」から入ります。
ボールを右足外側くるぶしの延長戦上に置くランニングアプローチのアドレス(撮影・中村誠慈)
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ランニングアプローチの基本は、いたってシンプルです。「アドレス時にインパクトの形をつくり、それを再現すればいい」。ヘッドの位置よりもグリップの位置が先行するハンドファーストの構えが大きな要素になります。
アドレスの作り方 まずは通常のショットを打つように素振りをして、インパクトの瞬間に動きを止めます。その体勢を保ったまま、右足を左足に近づけてください。ボールの位置は、自然と右足の前になります。右足外側のくるぶしの延長線上にボールがあれば問題ありません。そうすれば、ハンドファーストもできるはずです。
体重配分 体重は左足に乗せます。距離を稼ぐ必要はないので、余計な体重移動は必要ありません。あくまでインパクトでアドレスの再現をすることが大切なので、左足に体重を乗せた構えで問題ありません。
グリップ 握り方は通常のショットと同じでも、パットの握り方でもかまいません。自分のスイングがしやすく、イメージが出しやすい握り方が良いと思います。それよりも大切なのは、クラブを短く持ち、シャフトと左腕の角度が直線的になるように構えることです。グリップの位置は通常より高くなるハンズアップが基本。さらにヘッドのトー側が接地するようにすれば、よりボールに近づいたアドレスが完成します。
テークバックからフォローまで、フェースは一貫してターゲットを向いている
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スイング アドレスした時のハンドファーストの構え、特に右手首の角度を変えずにスイングすることがポイントです。振り幅は左右対称が基本。その幅に応じて距離感をコントロールします。手首を固定するわけですから、余計なフェースの動きは必要ありません。テークバック、ダウンスイング、インパクト、フォロースルーとフェースの向きは、一貫してターゲットに向けてください。
クラブ選択 使用クラブによって、同じ距離を打ってもキャリーとランは異なります。ロフトが立っているクラブほど、キャリーが少なくランが多くなります。7番アイアンなら、相当なランも出るでしょう。逆にサンドウエッジなら、ハンドファーストの角度を深くしてロフトを立ててもスピンがかかってランは少なくなります。こう考えると「これなら何とかなる」と思える得意クラブをつくることが理想です。自分なりの距離感がつかめやすいクラブなら、7番でも9番でもアプローチウエッジでもかまわないのです。
次回は、この基本を応用した1歩進んだランニングアプローチと、プロはなぜサンドウエッジでのアプローチを好むのかを解説します。
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◆内藤雄士(ないとう・ゆうじ)
1969年(昭和44年)9月18日、東京生まれ。日大ゴルフ部では丸山茂樹らと同期。米国にゴルフ留学し、サンディエゴアカデミーなどで最新のスイング理論を学んだ。98年から日本ツアーでプロコーチでの活動をスタート。01年に丸山と契約し、日本人で初めて米ツアー(USPGA)プロコーチとして、マスターズ、全米オープン、全米プロのメジャー大会に参加した。(株)ラーニングゴルフクラブ(杉並区高井戸)の代表取締役で、2月から新宿駅ビル「マイシティー」屋上で開校した「クラブ23ゴルフスクール」を丸山と主宰している。
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