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2005/01/06
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「半目玉」は恐れず鋭角に振り下ろす
― バンカーショットその4(1) ―
半目玉は、ボールの周囲の砂ごと削り取るイメージで
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ボールがバンカーの砂に埋まった状態を「目玉」と言います。当然、通常のバンカーショットよりも脱出は難しくなり、打ち方も大きく変わってきます。もっとも必要以上に恐れることはありません。確実に一発で脱出できる方法を紹介します。
目玉に遭遇した時、絶望的な気持ちになっことはありませんか? 高いボールでグリーンを狙ったのに、外れてボールがバンカーに埋まってしまった。「乗っていれば…」の悔いに加えて「どうやって打てばいいんだ」と天を仰ぎたくなります。そのマイナス思考が、さらなるミスショットを誘ってしまうのです。
確かに目玉でのバンカーショットは容易ではありません。通常のガードバンカーでのショットなら、フェースを開きヘッドのバンス(ソールの出っ張った部分)を先に接地させ、砂の爆発力で脱出させるエクスプロージョンショットを使います。「入射角は鈍角に、ヘッドを砂の中で滑らすイメージでスイングする」と、これまで説明してきました。しかし目玉でのショットは、その理論の正反対になるからです。
まずはボールが半分ほど砂に埋まった「半目玉」です。このような状態を欧米では「フライドエッグ」と言います。それを利用して説明するならボールは黄身で、ボールを中心に円状に広がった砂が白身です。脱出のためのイメージは、白身の縁から丸ごと削り取ることです。では手順を説明します。
(1)フェースは開かずグリップします。かぶせたり開いたりすると、ヘッドが砂に埋まったり跳ねたりしてボールを打ち出すことができません。
(2)ボールの手前に盛り上がった砂の縁の上方にヘッドをセットします。スタンスはややオープンです。
(3)通常のバンカーショットはハンドダウン気味になるが、それを弱めて手首をボールの前に出すハンドファーストを意識します。
(4)バックスイングでコックした手首の角度を維持し、そのままダウンスイングに入ります。
(5)アドレスでセットした砂の線に向けて、リーディングエッジ(刃の部分)から鋭角的にヘッドを振り下ろします。
(6)ボールの周囲の砂ごと削り取るイメージで強くインパクトします。
(7)砂の衝撃が強いため、大きなフィニッシュは必要ありません。 続きはこちら
半目玉のバンカーショット。フェースを開かず、ボールの周囲の砂ごと削り取るイメージで(撮影・神戸崇利)
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◆内藤雄士(ないとう・ゆうじ)
1969年(昭和44年)9月18日、東京生まれ。日大ゴルフ部では丸山茂樹らと同期。米国にゴルフ留学し、サンディエゴアカデミーなどで最新のスイング理論を学んだ。98年から日本ツアーでプロコーチでの活動をスタート。01年に丸山と契約し、日本人で初めて米ツアー(USPGA)プロコーチとして、マスターズ、全米オープン、全米プロのメジャー大会に参加した。(株)ラーニングゴルフクラブ(杉並区高井戸)の代表取締役で、2月から新宿駅ビル「マイシティー」屋上で開校した「クラブ23ゴルフスクール」を丸山と主宰している。
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