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2005/02/03
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ショットもパッティングも同じ1打
― パットその1 ―
いよいよパット編です。ショットに比べて軽視する人もいますが、誰もが望むスコアメークとレベルアップには欠かせない重要な要素になります。正しいストロークからプレッシャー克服法まで、基本からきっちりと学びましょう。
「パット・イズ・マネー」。1打1打に大きな賞金のかかるプロは、何よりもパットを大事にします。逆に一般アマゴルファーは、パットよりもショットの練習に時間を費やしがちです。でも考えてください。250ヤードのショットも、80センチのパットも同じ1ストローク。短いパットを外したり、3パットした時の嫌な気分は、プロもアマも共通しているはずです。それではホールを締めくくるパットを気持ち良く沈めるためにどうするか? 僕の考える方法を手順を示しながら紹介します。
まずはアドレスからです。
ボール位置は左目の下、左鎖骨の前
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(1)まずはパターフェース面をパットライン(ボールとカップを結ぶ線)に対して直角にセットしてから、そろえていた両足を左右に開きます。スタンスは肩幅よりやや狭い程度が目安になります。
(2)つま先もパットラインに対して直角にセットします。その上で両方のつま先を結んだ線をパットラインと平行にします。
(3)両腰と両肩のラインもパットラインと平行にします。
(4)上体は背筋を伸ばしたまま、股関節部分から上体を前傾します。ひざを大きく曲げる必要はなく、リラックスした状態で立つことが大切です。
(5)ボールは左目の下、左鎖骨の前に置きます。
(6)両腕はリラックスさせた状態で、地面と垂直になるように下ろします。
手の甲が自分から見えるストロンググリップは、パッティングには向かない
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正しいアドレスができたら、グリップの手順です。
(1)利き腕が右手の場合、右腕でフェース面をパットラインに直角にセットします。
(2)その上で両手をパットラインと平行になるように広げます。
(3)右手を左手の上に添えるオーバーラップ、左手を右手の上に添える逆オーバーラップと好みによって握り方は変わりますが、両方の手のひらの向きを変えないようにグリップすることがポイントです。
(4)左右の親指がグリップの真上部分を交差するようにして握ることで、グリップに一体感が生まれます。手の甲が自分から見えるストロンググリップのような握り方ではストロークが不安定になります。
(5)手首が固定された握り方が大前提になりますが、できるだけ柔らかく握りましょう。グリップ力が強すぎると、両肩や上体にも力が入ってストロークがぎこちなくなります。
グリップ位置が遠すぎるとインサイドインの軌道になり、ボールの転がりが安定しない
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次は体とグリップ位置の関係です。前傾姿勢で、両肩の真下のラインでグリップすることが正しくストロークするための絶対条件です。では、そうではない時、どのようなストロークになるかを示します。
●グリップ位置が体に近すぎる時 ふところが狭くなることで、アドレスから窮屈な状態になります。まずバックスイングでヘッドがアウトサイドに上がり、フェースが閉じる。そしてインパクト後は、左ひじが上がってヘッドが右へ押し出されます。要するにアウトサイドアウトのストロークとなるわけでインパクトも不安定。とても転がりのいいボールなど望めません。
●グリップ位置が体から遠すぎる時 バックスイングでヘッドがインサイドに上がり、同時にフェースも開きます。インパクト後も右手首が左腕側にかぶさる。今度はインサイドインのストロークになり、やはりターゲットに思った通りにボールを打つことが難しくなるのです。
正確なストロークを実現するためには、正しいアドレスとグリップが不可欠です。次回はボールをパターのしんにヒットさせる方法です。しっかりとアドレスとグリップができたことを前提に、ボールを狙ったところに運べるストロークを説明します。
正確なパッティングストロークをするには、正しいグリップとアドレスが不可欠だ(撮影・神戸崇利)
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◆内藤雄士(ないとう・ゆうじ)
1969年(昭和44年)9月18日、東京生まれ。日大ゴルフ部では丸山茂樹らと同期。米国にゴルフ留学し、サンディエゴアカデミーなどで最新のスイング理論を学んだ。98年から日本ツアーでプロコーチでの活動をスタート。01年に丸山と契約し、日本人で初めて米ツアー(USPGA)プロコーチとして、マスターズ、全米オープン、全米プロのメジャー大会に参加した。(株)ラーニングゴルフクラブ(杉並区高井戸)の代表取締役で、2月から新宿駅ビル「マイシティー」屋上で開校した「クラブ23ゴルフスクール」を丸山と主宰している。
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