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2005/02/10
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ヘッドが上昇した時にインパクトする感覚
― パットその2 ―
転がりの良いボールを打つにはスタンスの中央でストロークの最下点を抑え、ヘッドが上昇軌道に乗った時点でインパクトする(撮影・神戸崇利)
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今回のテーマはパットのストロークです。しっかりパターのスイートスポット(しん)でヒットした転がりの良いボールを打つ。これが距離感と方向性を安定させる前提になります。悪い例も確認しながら、正しいストロークを実現させるためのポイントを解説します。
「パットなのにボールが跳ねた…」。こんな苦い思いをした人も少なくないでしょう。打ち出し直後にボールが跳ね上がり、パットのラインを大きく外れてしまう。悪いストロークをした典型的な例です。
転がりの良いボール=インパクトの直後からオーバースピンのかかったボール。このようなボールを打つための正しいストロークには、以下の3点がポイントになります。
(1)スタンスの中央で、ストロークの最下点を迎える。
(2)ヘッドが上昇軌道に乗った時点で、インパクトする。航空機の機体が滑走路から徐々に浮かび上がる瞬間のイメージです。そのためにアドレスの時点で、左目の下にボールをセットしておきます。
(3)パターのスイートスポットで、ボールの赤道部分をヒットする。
つまり、ショットと同様にパットでもスイートスポットといわれるヘッドのしんでボールをヒットすることが、距離感や方向性を安定させるカギになるのです。パターのスイートスポットは、中央部分よりもやや下部にあるものです。
練習法(ドリル)としては、ボールの真後ろに低くティーを刺す。もしくはコインを2枚重ねてみましょう。ティーやコインにヘッドを触れないようにストロークすることによって、ヘッドが上昇した時にインパクトする感覚をマスターできます。さらにヘッドの下部にあるパターのスイートスポットで、ボールの赤道部分をヒットできるので、オーバースピンの転がりの良いボールを体感することができます。
ボールの後ろにコイン2枚を重ね、ヘッドが触れないようにストロークの練習をする
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前回も説明しましたが、一般のアマゴルファーはショットに比べて、パットの練習をおろそかにしがちです。練習不足の上、正しい理論を知らなければ、どんなにショットが上達しても、本当のレベルアップは望めません。
最初に説明した打ち出し直後にボールが跳ね上がってしまうのは、ヘッドを上から下へ向けて強くインパクトしたことが原因です。強くインパクトしなくても、このようなストロークでは、ボールにバックスピンがかかって、ボールのスリップ距離が長くなり、転がりが悪くなるのです。
次回は距離感のつかみ方です。これも正しいストロークができることが前提になりますが、イメージづくりとリズムを中心に説明していきたいと思います。
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◆内藤雄士(ないとう・ゆうじ)
1969年(昭和44年)9月18日、東京生まれ。日大ゴルフ部では丸山茂樹らと同期。米国にゴルフ留学し、サンディエゴアカデミーなどで最新のスイング理論を学んだ。98年から日本ツアーでプロコーチでの活動をスタート。01年に丸山と契約し、日本人で初めて米ツアー(USPGA)プロコーチとして、マスターズ、全米オープン、全米プロのメジャー大会に参加した。(株)ラーニングゴルフクラブ(杉並区高井戸)の代表取締役で、2月から新宿駅ビル「マイシティー」屋上で開校した「クラブ23ゴルフスクール」を丸山と主宰している。
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