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2005/02/17
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左右均等の振り幅、リズムは常に一定
― パットその3 ―
(左)パットライン、方向を確認して、転がるスピードをイメージしながら素振りをする(右)イメージが消えないうちにストロークに入る(撮影・神戸崇利)
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パット上達のポイントは、正しいストロークに加え、的確に距離感をつかむことです。せっかくショットが良くても、ロングパットでファーストパットを大きくショートしたり、オーバーすれば3パットの可能性は高くなり、スコアは伸びません。では、どうすれば距離感をつかめるのか? テーマは「イメージ+リズム」です。
ストロークは問題ないのに、距離感がつかめない。10メートルのパットを5メートルもショートしたり、オーバーしたりする。「せっかく、パーオンしたのに、また3パットでボギーかよ…」。誰もがこんな思いをしているはずです。
原因はリズムです。リズムが狂うと、距離感はコントロールできません。例えばバックスイングして「このままじゃ大きい」と意識して、インパクト前にストロークのスピードを緩める。結果、フォロースルーが小さくなって大きくショート。これこそ最悪です。
このようにインパクトの強弱では、距離感はつかめません。正解は左右均等の振り幅でコントロール。言い換えれば、ストロークのリズムは、パットの距離に関係なく、常に一定に保つということです。2メートルと10メートルのパットでは、その振り幅は4倍〜5倍も違いますが、ストロークに要する時間を変えてはいけません。そう、1(アドレスが決まった瞬間)、2(バックスイング)、3(インパクトとフォロー)のリズムでストロークです。
距離感をつかむには、イメージづくりも大きなポイントです。そのためにショットと同じようにプレールーティンを必ず行うことです。
(1)ボールの後方から、パットラインをイメージする。(2)グリップを完成する。(3)パットライン、方向を確認しながら、転がるスピードをイメージしながら、それに応じた振り幅の素振りをしてみる。(4)イメージができたら、ボールに向かってアドレスに入る。(5)パットラインに対して、パターヘッドを直角にセット。あらためてグリップを完成させ、スタンスを広げたら、イメージが消えないうちにストロークに入る。
もう1つ。距離感をコントロールするのは、何よりそのグリーンの速さを知ることです。そのためにラウンド前は、必ず練習グリーンでパット練習をしましょう。ショット重視で、練習レンジからスタートのティーグラウンドに直行する人もいますが、本当に良いスコアを出したいのなら、パット練習を優先すべきです。特にスタートまでの時間がない場合、ショットのためにはストレッチ、素振りだけにして、練習グリーンに向かいましょう。なぜならショットは自分の調子いかんですが、パットについてはグリーンのコンディションという別の要素が加わるわけですから。
練習グリーンでタッチが合って、ストロークも安定してきたら、自信を持ってラウンドに臨みましょう。ロングパットでも焦らず、「イメージ+リズム」で2パットのパーセーブ。あとは感性をフルに使って、素晴らしいラウンドを実現させてください。
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◆内藤雄士(ないとう・ゆうじ)
1969年(昭和44年)9月18日、東京生まれ。日大ゴルフ部では丸山茂樹らと同期。米国にゴルフ留学し、サンディエゴアカデミーなどで最新のスイング理論を学んだ。98年から日本ツアーでプロコーチでの活動をスタート。01年に丸山と契約し、日本人で初めて米ツアー(USPGA)プロコーチとして、マスターズ、全米オープン、全米プロのメジャー大会に参加した。(株)ラーニングゴルフクラブ(杉並区高井戸)の代表取締役で、2月から新宿駅ビル「マイシティー」屋上で開校した「クラブ23ゴルフスクール」を丸山と主宰している。
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