山学大モグス12人抜き/箱根駅伝
<箱根駅伝>◇2日◇往路(東京・大手町〜神奈川・箱根町まで5区間、108・0キロ)◇出場20チーム
各校のエースがそろう「花の2区」で、山梨学院大のモグス(1年)が、史上2位タイとなる12人抜きの快足を披露した。首位に50秒差の12位でタスキを受けると、165センチ、51キロの小さな体を躍らせて、最初の10キロを27分37秒の猛スパート。目の前の走者を次から次へと抜き去って首位に立った。さすがに終盤は、ペースが落ちて、目標だった区間記録には、45秒届かず「抜くのが気持ちよくて、最初に飛ばし過ぎた。区間新は来年取ります」と悔しがった。
山梨学院大付高入学から4年目で初経験の箱根は、やはり特別だった。昨年11月の全日本大学駅伝でも、最長の8区で区間2位に2分44秒差をつけてぶっちぎった。それでも「今日は応援がたくさんで、雰囲気が全然違った。楽しかったけど、今までで一番苦しかったです」と振り返った。
1年生エースの貯金が効いて、山梨学院大は昨年の往路8位から、4位に順位を上げた。過去3回の総合優勝を誇る実力校も、昨年は復路で17位と沈んで通算14位。「みんなも頑張ってください」。自分のレース後は、屈託のない笑顔で先輩たちにプレッシャーを与えていた。【大石健司】
[2006/1/3/09:33 紙面から]
写真=山梨学院大2区のモグス(右)は12人抜きの快走
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