早大強い、法大を圧倒/ラグビー
<ラグビー大学選手権:早大61−5法大>◇2日◇国立◇準決勝
早大FW第1列の3人が誇らしげに、自陣に帰ってきた。勝負を決定づけたのは前半31分のスクラムトライだった。敵陣ゴール前のスクラムを8人が1つの固まりとなって押し込む。24−0。ウエートトレでベンチプレス130キロ、デッドリフト220キロに鍛え上げた左プロップ前田は「4年間の集大成です。国立で取れたのは思い出に残る」と喜びを隠せなかった。
冷たい雨が降る中での試合。清宮監督はハーフタイムでFW中心の攻撃を指示。スクラムトライもその1つだった。「僕の記憶にはない。3人の意気揚々とした表情はなかった」。26−8と苦戦した準々決勝慶大戦の反省を生かして接点で勝ち、連続してターンオーバーする。2トライを挙げたNO8佐々木主将は「僕たちの目指すラグビーの8割はできた」と言った。
31年ぶりの2連覇、史上最多の13度目の大学日本一に残すは宿敵関東学院大だけとなった。清宮監督は「手の内は分かっている。最初の仕掛け、どう先手を取っていくかがポイント」。全方位から繰り出す攻撃力に、対抗戦の慶大戦から5試合で許したトライはわずか2つと鉄壁の防御を誇る。過去4回の決勝対決は2勝2敗の五分。「勝ち越しにはこだわる。自信のない試合はない」という指揮官の思いは選手全員が持っている。【三角和男】
[2006/1/3/09:33 紙面から]
写真=後半ロスタイム、早大WTB勝田は独走のトライ
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