スケルトンの今季W杯男子総合成績首位で、トリノ五輪での金メダル有力候補でもある米国のザック・ルンド(27)が、ドーピング(薬物使用)違反の疑いで暫定的な出場停止処分を受けた。引っ掛かったのは育毛剤プロペシア。禁止薬物の隠ぺい剤フィナステリドが含まれていたためで、五輪出場は絶望的な状況だ。ルンドの父親によると、若ハゲに悩んでいたようで「息子は過去数年にわたって使っていた」という。
米ボブスレー・スケルトン連盟のジム・シェア会長は「ルンドはW杯ポイントを失うことになり、トリノに出場できないだろう」と言った。プロペシアは「飲む育毛剤」として日本でも厚生労働省が認可した“話題の薬”で、昨年12月から国内で販売されている。
また米スケルトンチームでは、監督のティム・ナディエロ氏が2人の女子選手に対するセクハラ疑惑で職務停止処分を受けている。
[2006/1/13/08:08 紙面から]