多英、初決勝でやっと笑顔/W杯モーグル
<フリースタイルスキー:W杯モーグル>◇第4戦◇12日◇米ユタ州ディアバレー
トリノ五輪女子代表の里谷多英(29=フジテレビ)が、今季初めて予選を突破した。第2エアのバックフリップ(後方伸身宙返り)で着地を乱したが、21・4点で13位に食い込み、決勝(出場16人)に進んだ。今季W杯2戦目で初の決勝進出を果たした。
昨年12月のW杯2試合は脇腹を痛めて欠場。前週のW杯は公式練習で転倒して首を痛め、予選落ちした。今回も風邪による体調不良、第2エアのバックフリップで着地を失敗。それでも「今の私では精いっぱいかな」と素直に予選の順位を受け入れた。まだ本調子ではない。個人コーチのフェアリング氏も「滑りが保守的。本来の姿ではない」。五輪に間に合うか心配されるが、2大会連続メダルの実績を評価されての代表選出された意地がある。「これまでは五輪選考のプレッシャーがあったが、今はない。W杯の結果も欲しいし、五輪の調整もしたい」と意欲を見せた。
[2006/1/14/09:03 紙面から]
写真=予選を突破した里谷多英(共同)
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