連覇が途切れた横綱朝青龍(25)が4日、天王寺区の立浪部屋に出げいこし、大関昇進がかかる関脇白鵬らと申し合いを行った。先月末には風邪で体調を崩していたが、この日の動きにはそんな不安はまったく感じさせなかった。
安美錦、十両猛虎浪、安馬、白鵬らを相手に、休まず16番を取った。白鵬に左からすくわれて裏返しにされる場面もあったが、スピード、スタミナともに周囲を圧倒。初場所の白鵬戦で痛めた右ヒジも完治しており、立ち合いのスピードに強弱をつけながら、白鵬らの力を試すようなけいこ内容だった。
「順調に来ていますよ」と、けいこ後は満足そうに笑った。報道陣からは、敵は風邪だけか、と聞かれると「すべて完ぺきは良くない。少しくらいは弱いところを残しておかないとね」と、余裕のジョーク。16度目の優勝へ、慢心は見えない。
[2006/3/4/12:25]