<大相撲春場所>◇8日目◇19日◇大阪府立体育会館
2敗で綱とりへ後がなくなっている大関栃東(29=玉ノ井)が、実力者琴光喜を下して何とか踏ん張った。
対戦成績はここまで7勝11敗と負け越し。苦戦が予想された通り、完全に琴光喜ペースだった。右四つで左上手十分の琴光喜に対し、栃東は上手が取れずひたすら我慢。しのぎながら何とか左上手を引くと「上手を切られる前に攻めよう」と仕掛けた。左の外掛けで体勢を崩しておいて、前に出ながら琴光喜が残すところに左上手投げ。
「今日は根比べ。我慢しました」と汗まみれの顔で、粗く息を吐きながら振り返った。2敗と追い込まれているが、気持ちは切れていない。「大きな白星ですね」の質問に「大きくなればいいんですけどね」と返した。
[2006/3/19/19:45]