琴欧州は大関1勝、反省生かす/初場所
<大相撲初場所>◇2日目◇9日◇東京・両国国技館
うれしい大関初勝利だ。「すごく大事な一番だった。ホッとした感じ」。2日目での初白星に、琴欧州はスマイルをはじけさせた。
反省を生かした。前夜に師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)から「腰が高かったぞ」と指摘された。この日は腰を深く下ろし、低空の立ち合い。身長で33センチ低い相手をかち上げで突き起こす。2本差されたが、すぐに両上手を取る。「つろうとも思ったけど、相手が動いたからね」。新技の披露はあきらめ、覆いかぶさるように寄り倒した。北の湖理事長も「今日は腰が低かったのが良かった」と話した。
帰り際、結びの一番を観戦して大声を上げた。「アッ! イケッ!」。笑顔で戻ってきた黒海と支度部屋前でハイタッチを交わして、同じ東欧出身の先輩を祝福。「よく頑張ったよね」。上機嫌で引き揚げていった。心身ともに重圧から解放された琴欧州の逆襲が始まる。
[2006/1/10/07:56 紙面から]
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