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| 10月の全日本学生柔道優勝大会で寝技に持ち込む本郷
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日本一の称号を目指して
今年、中大で注目してほしいのが、柔道部3年の本郷光道(20)だ。昨年の全日本学生柔道体重別選手権大会100キロで決勝まで進出。惜しくも敗れたが、その強さを見せつけた。現在、全日本柔道連盟による強化選手に選出され、その活躍の場を世界にまで広げている。
1年のころは思うような結果を出せなかったため、ウエートトレーニングに励んだ。実力が開花したのは昨年から。9月の東京大会決勝、中大対決で先輩を下して優勝を収め、続く10月の全日本でも準優勝とその存在感を示した。11月末に行われた講道館杯では5位に入り、安定した力を発揮してきた。
今年1月には強化選手としてベルギー国際大会に出場し、アテネ五輪で銅メダルを獲得したドイツ選手と対戦。その戦いに焦点を定めて集中した本郷は、前評判を覆して勝利。しかし優勝のチャンスは十分にあったものの、次戦で敗退しタイトルを逃した。
そして決戦の4月3日。世界で戦った経験と成長を示すべく、全日本選抜体重別選手権に出場した。各階級で選抜された8名の中から日本一を決めるこの大会で、本郷の1回戦の相手となったのが、奇しくも10月に優勝を持ち去られた穴井隆将(天理大)だった。「1回戦のことしか考えていない」。本郷は、同階級で圧倒的な評価を受けるライバルとの対戦だけに集中した。
結果は残酷だった。1回戦突破ならず。だが、悲観することはない。頂上を目指す本郷にとっては、歓喜の瞬間が少しだけ遠のいただけだ。「大学在学中に日本一の称号を得る」。目標のタイムリミットまで残り2年。いまだ上ったことのないその場所を目指し、中大で本郷は戦っていく。
(稲村 亜希)
◆本郷光道(ほんごう・あきのり) 1984年(昭和59)9月4日、茨城県生まれ。土浦日大出。180センチ、100キロ。

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