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| 総理大臣杯決勝・対桃山学院戦に出場したFW赤嶺(04年撮影=野澤俊介)
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進化するストライカー
駒大にとって欠かせない存在がいる。FWの赤嶺真吾(21)だ。鹿児島実3年のときに出場した高校選手権ではチームをベスト4に導き、優秀選手にも選ばれ、1年次から駒大の戦力として期待されていた。実際、当時は深井正樹(鹿島)巻誠一郎(千葉)と不動の2トップがいたため、試合出場は難しかったが、2年になるとエースストライカーとして成長。全日本大学サッカー選手権大会ではベストFWを受賞している。
赤嶺が3年となった昨年、駒大は一昨年成し得なかった3冠を目標にスタートした。総理大臣杯では優勝を飾り、3連覇を果たしたが、同じく3連覇の懸かった関東大学サッカーリーグ戦では上位チームに勝てず、優勝を逃した。総得点数「36」とリーグ1位を記録したにもかかわらず、優勝に手が届かなかった原因を、赤嶺は「結果として勝ちきれなかったから。勝てるところで(勝ち点を)取れるようにしないと・・・」と分析した。
赤嶺は昨年のリーグ戦14試合すべてに出場し、7ゴール、4アシストを記録。チーム最多得点を記録したが、「点が取れるときと取れないときがある。常にチャンスはあると思うので、来年に向けて頑張りたい」とリーグ戦を振り返った。さらにその先を目指す姿勢は、ストライカーとしての強さが伝わってきた。チームメートも「信頼が厚い」と言うように、大事なところで点を取れるFWの存在は大きい。
今季、副キャプテンとして最終学年を迎えた。一昨年、昨年と3冠を目標としてきた駒大だが、いずれも2冠にとどまっている。今季、3度目の正直となるか。それは、この男にかかっていると言っても過言ではない。「1試合1試合を大切に、見ている人に感動を与えられるようにがんばります」。赤嶺の進化は止まらない。
(伊藤 優香)
◆赤嶺真吾(あかみね・しんご) 1983年(昭和58年)12月8日生まれ。178センチ、73キロ。関東大学サッカーリーグ戦、全日本大学サッカー選手権ともに03年、04年と2年連続でベストFW受賞。

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