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| 巧みなトスまわしが魅力のセッター秋山(右から2人目)
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163センチ、大学屈指の天才セッター
身長163センチという小柄なセッター秋山美幸(20)。小さくとも、やることはすごい。アタッカー一人ひとりの特徴に合ったトスを確実に上げ、自由自在にボールを操って相手チームを翻弄させる。それだけではない。レシーブ、スパイク、ブロック、何をやらせてもキレのある動きを見せる。小学校1年から高校1年までレフトを務めていたこともあり、スパイクの威力もアタッカー顔負け。得意技のツーアタックは、チームメイトも驚くほど強烈だ。セッターに転向したのは高校2年だが、今や『大学NO・1セッター』としてバレー関係者・マスコミからも注目を浴びている。
大学1年から司令塔として活躍、04・05年の関東大学春季リーグ、東日本インカレの優勝でも、秋山の存在は大きかった。試合後は、勝敗にかかわらず冷静な目で分析し、チームを引き締めた。コートの内でも外でも頼れる存在だ。
今年6月、ユニバーシアード代表のカナダ遠征があり、そこで初めてナショナルチームと対戦した。相手はレベルも身長も大学生よりはるかに高い。「小さい選手は不利のようなイメージだけど、実際の試合では自分のトスまわしができていた」と手ごたえ十分。精神面も鍛えられ、「全体的に成長できた」という。大学を超えた舞台で得た自信は、本番での原動力となるはずだ。
日本チームには、今年青学大からVリーグへ進んだ木村智香子選手(デンソー)もいる。深い絆で結ばれた秋山・木村のコンビプレーも見所の1つだ。
将来の日本女子バレー界を背負って立つべき存在といえる秋山。まずはユニバーで活躍し、世界にアピールしてほしい。この天才セッターがうなれば、勝利は必ず日本のものに。
(神谷衣香)
◆秋山美幸(あきやま・みゆき) 1984年(昭和59年)8月27日生まれ。163センチ、A型。大成女子高校出身、文学部史学科3年。関東大学リーグ03年秋季から4季連続セッター賞。東日本インカレ04年・05年セッター賞。全日本インカレ04年レシーブ賞。座右の銘「常にその時できる100%」。

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