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| 鋭い剣突きで海外選手とも互角に戦う太田(左)
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最強剣士、いざ出陣
日本フェンシング界から飛び出したスーパースター。それが太田雄貴(19)だ。大学へ入ってからの彼の活躍はとどまることを知らない。昨年8月には念願のアテネ五輪に出場。そして今年2月にはジュニア・カデ選手権で日本人初の3位に輝いた。日本のみならず世界の舞台でもその名を挙げた。
小3からフェンシングを始めた太田。マイナー競技でありながらも「自分がフェンシングをメジャー化する」と人一倍競技に対して思いが強い。小、中学時の大会では全国大会連覇を経験。続く平安高時代ではインターハイ3連覇を成し遂げた。中でも高校2年時には社会人も含む全日本選手権大会で史上初の高校生王者を達成。彼の鋭い剣突きは幾度となく強敵を圧倒した。
しかし「上には上がいる」。常にそう心に刻みながらひたすら頂点を目指し続けた。同大へ入ってからも彼の名が全国に広まることに時間はかからなかった。日本国内において、もはや敵なし。アテネ五輪では9位と海外選手との互角の戦いを見せつけ、「これを機に海外で戦いたいという気持ちが一層強くなった」。
今年からは練習の拠点をドイツに移し、競技への取り組みも一変した。ドイツ合宿では整った環境の中、海外の選手たちと日々練習に励んだ。基礎的部分から技術面まであらゆる面において磨きをかけた。
あくまで「最終目標は北京五輪でメダルを取ること」。そのためにはどんな努力も怠らない。次の目標はユニバーだ。世界の若手の強豪選手が連ねるこの大会でどれだけ実力が出せるか試される。
「これを標準に合わせて練習してきたし、優勝は狙いたい」。今の彼に怖いものなどない。もっと上へ、もっと世界へ。太田の「熱き戦い」は終わらない。
(徳本里加)
◆太田雄貴(おおた・ゆうき) 1985年(昭和60年)11月25日生まれ。170センチ65キロ。平安高出身、商学部2年生。

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