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| 世界への飛躍を誓う山下
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悔しさを糧に飛躍を
この夏、世界の舞台を経験した彼女が、2年振りのユニバーシアード大会での戦いに挑む。水泳部飛込部門の山下美沙子(22)。日本女子飛び込み界を代表する選手である。
高校時代から圧倒的な実力で総体などでは優勝を重ね、98年には日本選手権3メートル飛板飛び込みで史上最年少優勝を飾った経験もある彼女は、その文句なしの実績で大学入学後も活躍。インカレ(学生選手権)などで差を見せていた。
しかし今までの日本女子飛び込み界には実力者がひしめいていたこともあり、代表選考を兼ねた大会ではあと1歩代表の座に手が届かず、まだ世界選手権や五輪という世界最高峰の戦いには出場できずにいた。
そんな山下が臨んだ今年4月の世界選手権等の国際大会代表権をかけた室内選抜大会。ここで山下は個人の高飛び込みと2つのシンクロナイズド(ペア)種目で優勝、表彰台の頂に3回立ち、見事「本当に嬉しい」初の世界選手権出場を手にした。
そして挑んだ7月末のモントリオール世界選手権だったが、シンクロナイズド種目では9位、また山下自身が力を入れていた個人高飛込も14位と準決勝敗退に終わった。「決勝に残っていい演技を」と語っていた山下であったが、その目標を果たせず、悔しさの残る結果となってしまった。
そんな山下が次に臨む世界大会がこのユニバーだ。2年前の出場時は足首のケガの影響もあり、高飛び込みで22位など不本意な結果に終わっている。世界大会を経験した中でのこの大会の出場に、前回以上の順位、そして狙うは表彰台と期待がかかる。世界選手権の悔しさを糧に、山下はこの大会での飛躍を誓う。
(市川淳一朗)
◆山下美沙子(やました・みさこ) 1983年(昭58年)5月4日生まれ。160センチ、52キロ。小松市立高出身、教育学部教育学科生涯教育学専修4年。現在、早大水泳部飛込部門唯一の部員。

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