J2山形が31日、静岡・Jステップでのキャンプをスタートした。今季山形に完全移籍したDFレオナルド(22)が、初めてボールを蹴るトレーニングを開始。昨季、ブラジル、サンパウロ州1部リーグのグアラニFCからレンタル移籍で加入してリーグ戦38試合に出場。山形のDFの要として昇格争いに貢献した。今季は山形のJ1昇格はもちろん、自身のブラジル代表入りを目標に掲げた。
「今季の目標は、山形のJ1昇格とブラジル代表入り」。20日に完全移籍が決定したレオナルドから、大胆発言が飛び出した。28日に来日し、翌日から練習を開始したが、ボールを蹴っての練習は、キャンプ初日のこの日が初めて。簡単なパス練習の後は、ランニングに終始した。「まだ残っている時差ぼけをとる意味でも、いい練習ができた」と話す。
レンタル移籍の昨季は、リーグ戦44試合中、38試合に出場。高さのあるヘディングと、ハードマークで昇格争いに貢献した。「最初は、日本のサッカーのスピードに戸惑ったが、慣れてくると、そのスピードが気に入った」と日本のリーグ戦を振り返る。
ブラジルでは自主トレをかかさなかった。レオナルドは「自宅の近くのランニングコースで、30分間走や腹筋、背筋などの筋力トレーニングをやってきた」とオフ前に、マルココーチ(46)から渡された練習メニューを、忠実にこなしてきた。
J1昇格を逃した昨季については「僕が移籍してきたのは昇格するため。それができなかったことは悲しかった」と心境を話す。さらなる活躍が期待される2年目の今季。当然、昇格への貢献は必須事項だが、夢は大きい。インタビューの際のポルトガル語に混じる「セレソン」という言葉。レオナルドは、山形J1昇格のその先に、ドイツW杯でカナリア色のユニフォームを着て活躍する自身の姿を思い描いている。【塩谷正人】
[2005/2/1/11:04 紙面から]
写真=31日、初めてボールを蹴ったレオナルド
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