山形は、福島・Jヴィレッジで最終調整の合宿に突入。鹿島との練習試合で攻撃の起点になったMF佐々木勇人(22)とDF臼井幸平(25)の右サイドコンビが先発出場に燃えている。
今季新加入したMF佐々木とDF臼井の右サイドコンビが好調を維持している。26日の鹿島戦で、佐々木は右サイド突破からのセンタリングでチャンスを演出。臼井は、果敢なオーバーラップで攻め上がった。
佐々木は「いい感じ。臼井さんとのコンビネーションにも手応えを感じている。(J1相手にも)やれなくはない」と自信をつかんだ。臼井も「勇人(佐々木)は言うことを聞いてくれるのでやりやすい」とコンビネーションを強調した。鹿島戦でボールを奪ってからの速攻をテーマに掲げていた鈴木淳監督(43)も「右サイドの臼井、佐々木のスピードからテーマにそった攻撃ができていた」と合格点を与えた。
ともに持ち味のスピードを生かした突破力が魅力だ。佐々木は大院大時代にはトップ下として活躍。得点に絡むプレーを得意にする臼井も、横浜FC時代に3シーズンで計12得点の実績を持つ。平塚(現湘南)在籍以来の右サイドバックで、得点に絡む場面は少なくなるが「(得点は)いつでも狙っている」と意欲を見せる。
J1昇格が可能なチームでプレーしたいという思いで山形入団を決断した臼井。開幕の草津戦に向け「勢いをつけるためにも、開幕3連勝を狙う」とどん欲だ。大学時代、2部から1部昇格に貢献した「昇格請負人」の佐々木も「試合に出て活躍したい」とプロ初の公式戦出場に意欲を見せる。相手にとって、2人のプレーが交互にシンクロし、持ち味のスピードが発揮されたとき、山形の右サイドが最大の脅威になる【塩谷正人】
[2005/3/2/11:41 紙面から]
写真=フィジカルトレーニングで好調にトップを走る佐々木(右)と2番手の臼井(右から2人目)
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