<J2:湘南2−1山形>◇第21節◇13日◇平塚競技場
山形は、FW原竜太(24)の移籍後初ゴールも空しく湘南に1−2と逆転負け。先制しながら、自らのミスからカウンターで失点を食らうなど、前節に続き課題の残るゲームとなった。
痛い。山形にとって実に痛い敗戦だった。先制点を取り、これからという時の、自らのイージーミスでの失点に、鈴木淳監督(43)も「攻守とも中途半端でまったくいいところがなかった」と振り返った。
あえて1つの光明を見いだすとすれば、第13節の甲府戦で右ひざじん帯損傷し戦列離脱をしていた原が、復活弾を放ったことだ。前半23分、MF佐々木勇人(22)の左CKを、得意のヘディングで13試合ぶり、今季5点目のゴール。「セットプレーからの得点が少なかったので、練習はしていた。逃げる動きをしたら、相手DFがはずれたのでフリーで打てた」と、原らしいゴール前での嫌らしい動きでの得点だった。
「チームの雰囲気もいいし、サポーターや周囲の人たちもJ1に行こうという気持ちを感じる」と6月1日で所属先の名古屋から山形に完全移籍。それだけに、なんとしてもチームのJ1昇格に貢献したいところだ。鈴木監督から「まだコンディションは完全ではないが、彼らしい動きをしてくれた」と評価された通り、この日も、10試合ぶりの90分出場で、しっかり結果を出す勝負強さを見せた。
試合後は敗戦に複雑な表情を見せながらも「フィニッシュまではいけている。次はホームなのでしっかり流れをつかみたい」と、あくまで前向きな姿勢を見せていた。勝ち点30は、現在5位。2位との差はわずか3。山形の戦いはまだまだ続く。【塩谷正人】
[2005/7/14/12:05 紙面から]
写真=前半23分、左CKから山形FW原が完全移籍後初ゴールをヘディングで決める
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