<高校野球岩手県大会:黒沢尻工16−4岩谷堂農林>◇初日◇14日◇岩手県営野球場ほか◇1回戦
黒沢尻工が初回に12点を挙げる猛攻で岩谷堂農林に5回コールド勝ち。
黒沢尻工にいきなり大チャンスが巡ってきた。1回裏、先頭打者から1安打、2四死球で無死満塁。4番の後藤太郎主将(3年)は、狙っていた。「引き付けて、右方向」。相手左腕の外角球を逆らわずに二遊間へクリーンヒット。先制2点打となった。
続く高橋賢人(3年)もタイムリー。1番小原剣人(3年)の1イニング2安打など、11人連続出塁。7安打、5四死球の打者16人で、一気に12点をもぎ取った。寒さと雨。開会式直後の緊張した雰囲気は、記録的な攻撃でお祭りムードに変わっていった。
センバツ1度を含め、過去4度の甲子園出場を果たしている名門だ。しかし近年はなかなか上位へ進出できない。吉田一知監督(32)は「今年は負傷者もなく、ここまできた」と、手応えを感じている。エース富岡信洋(3年)が完投したため、投手起用にも余裕がある。
2回戦の相手は第1シードの盛岡大付だ。「胸を借りるつもりでいく。打つ方が当たっているので、いい方向にいけば」と監督は計15安打を放った打線に期待する。22年ぶりの大舞台へ、接近するチャンスがきた。【高宮憲治】
[2005/7/15/12:47 紙面から]
写真=1回裏黒沢尻工無死満塁、後藤のタイムリーで高橋優が2点目のホームイン
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