<全国高校駅伝青森県大会>◇15日◇青森県東北町総合運動公園陸上競技場◇男子7区間(42・195キロ)
青森山田が11年連続の男女アベック優勝を達成した。男子は大会新で11連覇、女子も13連覇と強さを見せた。
強い雨で無数の水たまりができたトラックに、アンカー田村優典(1年)が倒れ込みながらゴールした。2位以下に8分以上の大差を付けていたが、両わきを抱えられながら、テントに運ばれるまで力を出し切った。2時間8分4秒の大会新。02年に同校の先輩が樹立した記録を32秒更新したが「2時間7分台を狙っていたので、悔しい」。悪条件の中での好記録にも、心底喜ぶ選手はいなかった。
今季は「最低でも全国8位入賞」を目標に練習を積んできた。昨年の33位からの巻き返しを誓い、鶴ケ崎功主将(3年)も「県は勝って当たり前」ときっぱりと言い切る。全国を見据え、最長10キロを走るエース区間の1区には、7年ぶりに日本人となる石田亮(2年)を起用。昨年の1区、マーティン・ワウエル(2年)は4区に据えた。
二階堂勉監督は「今まではケニアの選手に1区を任せてきたけど、京都(全国大会)に向けて長い距離を走れる選手を試したかった」と期待を込める。石田が2位に59秒差を付けてタスキをつなぐと、1度もトップを譲らずにゴール。全員が区間賞の完全優勝で、7人中4人が区間新をマークする圧勝だった。
毎朝午前5時30分から朝練を始め、多い日には朝だけで20キロ以上走り込んできた。すべては全国で結果を出すため。目標タイムはクリアできなかったが、勢いに乗って京都に乗り込めそうだ。【前田祐輔】
[2005/10/16/11:44 紙面から]
写真=雨の降る中、必死の形相でゴールに向かう大会新で優勝した青森山田・男子の田村
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