<さあ夢舞台:高校バスケットボール秋田男子代表 能代工>
36年連続出場の能代工が3連覇を狙う。今年度は総体、国体といずれも早々に敗退。57度目の全国制覇へ挑む今大会は、エース信平優希(3年)に代わり、2年生の下山竜良が主将として登録された。“ショック療法”が功を奏するか。
今年最後のタイトル奪取へ、能代工が異例の“人事”を敢行した。1月の新人戦からチームを率いていた信平を主将から外し、来年のリーダー候補だった下山に背番号4を与えた。「選抜は3年生の大会」と言ってはばからなかった加藤三彦監督(43)が下した決断だった。
県予選決勝後も、3年生の集中力不足に苦言を呈した。リバウンドからシュートまで万能タイプの信平、外角から抜群のシュート力を発揮する斉藤。能力が高い2人に対し、厳しいゲキを飛ばした。本番を前に、さらなる「刺激」でチーム力を上げるつもりだ。
8月の総体は準々決勝で八王子(東京)に敗れた。205センチのニャーンがいた。10月の岡山国体は1回戦で高知に屈した。同じく205センチのサンバ(明徳義塾)がいた。いずれもセネガルからの留学生だ。今大会もこの2人を含め、多くの外国人選手が参加してくる。
だがことさら高さ対策を重視しているわけではない。伝統の走力と粘り強さを生かした戦い方は、もともと身長のなさをカバーするため生み出されたものだ。しかも現在のチームには信平、遠藤、満原、長谷川と、レギュラー級で190センチ以上の選手がそろっている。普段通りのプレーをすれば、勝利はついてくる。
[2005/12/1/12:05 紙面から]
写真=3連覇を狙う能代工。斉藤は鮮やかなボールさばきを見せる
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