<青森県高校総体スピードスケート>◇最終日◇15日◇八戸市長根運動公園スケートリンク
中村聖也(八戸工大一3年)が2年連続の男子短距離2冠を達成した。前日の500メートルでは強風の悪条件の中ただ1人、2回とも40秒を切るタイムで優勝。この日の1000メートルは同走した在家の猛追をかわし、1分20秒08で制した。
最終6組インコースからスタートした中村は、600メートルですでに1秒以上の差をつけていた。前の組までのタイムを見ても、楽勝と思われた。しかし終わってみればわずか0秒16の差。1分19秒台前半の自己記録にも届かなかった。「タイムは納得いかない。スタートもコーナーも全然です」。来年1月22日開幕の全国総体(北海道・苫小牧)で表彰台を狙うには2秒以上のタイム短縮が必要となるだけに、県タイトルにも満足はしていられない。
1年時から兼業選手として話題となった。春から秋にかけては野球部で俊足外野手として活躍。昨春の東北大会では8強入りした。甲子園の夢を追ったが、最後の夏は3回戦敗退で涙をのんだ。卒業後は航空自衛隊入りが決まっている。「2つのうち1つは終わってしまった。その分スケートでいい結果を出したい。燃え尽きたい」と高校生活の締めくくりに“1発”を狙っている。【高宮憲治】
[2005/12/16/11:48 紙面から]
写真=男子短距離2種目を制した中村は2冠サインで笑顔
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