「巨人の星」が飲酒運転をブロックアウトする。宮城出身の巨人・星孝典捕手(23)が6日、地元岩沼警察署の1日署長を務めた。交通安全キャンペーン「飲酒運転撲滅ブロックアウト作戦」の一環として「110番の日」(10日)に先駆けて行ったもの。同署では、昨年7月の女子バレーボールVリーグJTの菅山かおる(27)、同9月の東北高ゴルフ部の佐藤のぞみ(3年)に次いで3人目の1日署長になった。
同日午後、制服姿で米川潔署長(57)から委嘱状を受け取った星は、署員の服装点検などを行ったあと、ユニホームに着替えて岩沼市役所でのセレモニーや、竹駒神社までの交通安全パレードに参加した。
母校・仙台育英高では昨年5月、飲酒運転に巻き込まれて生徒3人が死亡した。セレモニーでは「心を痛めていました。大トラのドライバーを根絶して、野球でもトラ(阪神)退治ができるように頑張りたい」とあいさつ。小学生の時まで在籍していたリトルリーグ・下増田ブラックホークスのエース曽我勇人君(下増田小6年)が投手を務めたキャンペーン始球式では「取り締まっていこう」と試合開始さながらの気合を込めた。
プロ1年目の昨年は、3月の教育リーグで左の手のひらを骨折して出遅れたが、2軍では桑田とのバッテリーも経験。1軍初出場の10月の広島戦では初安打もマークした。年末は12月20日に実家のある名取市に戻り、戌(いぬ)年にちなんで愛犬「チョロ松」と近くの海岸などを走り込んできた。パレード後は「今年は優勝して1人でもやりたい」ときっぱり。ジャイアンツ球場で13日から予定している本格自主トレに向け「勝負の年にしたい。開幕1軍定着を目指したい」と意欲を見せた。【佐々木雄高】
[2006/1/7/11:24 紙面から]
写真=岩沼警察署の1日署長を務めた巨人の星は、飲酒運転撲滅運動の始球式で「大トラ」をホームでブロックアウトに仕留める。
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