北東北の力を見せつける。第78回選抜高校野球大会(23日開幕)の組み合わせ抽選会が15日、大阪市内で行われた。東北勢3校の対戦相手が決まり、いずれも午前9時半開始の第1試合となった。8年ぶり3度目の出場で春初勝利を狙う光星学院(青森)は、3日目(25日)関西(岡山)と対戦する。(学年は新学年)
光星学院は、実力校がひしめく大激戦ブロックに入った。相手はいきなり昨秋明治神宮大会準Vの関西だ。しかし、金沢成奉監督(39)は気合が入っている。「組み合わせ前の緊張感と後のヨシッ、やってやる、というこの感じ。甲子園に来たって感じだね」。過去夏に4強1度、8強を2度経験した、闘将らしい言葉が出た。
「関西かなあ、という夢を何度か見た」という藤本健太主将(3年)も「1回戦からやる気が出た」と動じた様子はない。むしろ、待ってましたとばかりに笑顔で話し続けた。昨秋から練習してものにした左打席も「いい感じで打ててる」と本番での爆発を予感させる。
第1試合対策として夜10時には就寝、午前5時に起床する。抽選に同席した仲井宗基部長(35)は「ウオーミングアップから球場内でできる」と早朝からの試合を歓迎した。金沢監督も「昨年の東北大会でも第1試合が多かった。自分らのリズムでいけるよ」とおくすることはなかった。
負けない野球、守り勝つ野球を標ぼうするチーム。金沢監督は「そばで(藤本主将の)コメントを聞いていても、考えが浸透してきたなあ、と感じるよ。そんな選手たちが戦うのを、僕が楽しみにしている」という。「まず1勝、とにかく1勝。1回勝ったら最後まで狙うよ」。監督と選手が一体となってきた光星学院が、どこまで上り詰めるか注目だ。
[2006/3/16/11:04 紙面から]
写真=健闘を誓う(左から)一関学院・中村、秋田商・佐々木、光星学院・藤本の各校主将
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