希望枠の一関学院(岩手)は2日目(24日)岐阜城北と初出場対決となった。
一関学院が、東北勢の先陣を切って登場する。中村竜輝主将(3年)は「楽しみだけがわいてきた。思い切ったプレーをする。全力疾走でいきます」と早くも気合を前面に出した。
沼田尚志監督(46)は「エースが左腕同士で、似ているチームですね」と話した。「2、3日目がベストだと思っていた。クジ運がいいのかな」といつも通りの穏やかな口調だった。第1試合にも「遅いよりは早いほうがいい」と意に介さなかった。
希望枠で選出されたチームらしく、とにかく守備、と話す沼田監督。いわき(福島)、静岡で行った合宿を振り返り「生きた打球に対して、まだ反応が鈍い。1歩目が遅い」とまだ納得はしていないようだった。
1月末の出場決定から、練習場や試合相手の確保は困難を極めた。「2月に入ってからお願いした。何とか、つてをたどって…」と甲子園入り後の練習試合を4試合組んだ。うち2試合は徳島まで足を延ばす。「実戦で1日でも早く守備の勘を戻したい。守りでは負けたくない」とメガネの奥がキラリと光った。
岩手県勢は84年4強に進出した大船渡以来、勝利がない。「少しでも近づけるよう、まず初戦を勝ちたい」。沼田監督は過去3度の夏の甲子園ですべて初戦突破。初めての春も「不敗神話」で、旋風を巻き起こす。【清水智彦】
[2006/3/16/11:04 紙面から]
写真=対戦が決まり健闘を誓う一関学院・中村主将(左)と岐阜城北・太田主将
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