明日26日の記念すべきパ・リーグ開幕戦に向け、新球団・楽天が臨戦態勢を整えた。チームは24日、フルキャストスタジアム宮城(仙台市宮城野区)で本拠地最後の仕上げを行い、ロッテとの連戦になる敵地・千葉マリンスタジアムに向けて旅立った。練習後の選手たちは、球団公式着の中でも最高位の上下黒の移動用スーツに大変身。心身両面を引き締めて、開幕ダッシュへの意気込みを示した。
新装ほやほやのフルキャストスタジアムで、前日23日に続く2回目の練習。春季キャンプから転戦続きだったチームだけに、まだアウエー感覚はぬぐえないが、ロマニ状態だった選手たちは「おらがホーム」の自覚を持って精力的な練習をこなした。実戦さながらの投内連係と攻守両面の得点機を想定したバントゲーム。チーム初の公式戦を目前にした田尾安志監督(51)は「昨日はナイター、今日はフリー打撃と予定どおりに練習ができた」と順風満帆な船出を強調した。
オープン戦16試合で7勝8敗1分け。12チーム中2位のチーム防御率2・84と同9位のチーム打率2割3分9厘。投高打低の中で、チーム戦略が見えてきた。獲物を狙う荒ワシ(イーグルス)が上空から瞬時に滑降するような機動力野球。この日、開幕メンバー28人が正式決定したが、田尾監督は「打線が活発になったら顔触れも変わる。ファームにも元気な選手がいるからね。入れ替えは頻繁に行う」と総力戦で臨む。
好調の投手陣を支える不動の開幕投手・岩隈久志(23)も入念に50球を投げ込み「普通です。状態はいい」と平常心を強調した。昨年11月の誕生から約4カ月。荒ワシ軍団の巣立ちを指揮する田尾監督は「皆さんの期待はひしひしと感じている。期待に応えたい」と意欲を見せた。【佐々木雄高】
[2005/3/25/10:59 紙面から]
写真=ゴムひもを使いトレーニングする岩隈
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