<オープン戦:楽天5−2ロッテ>◇18日◇千葉マリン
みちのく左腕が先発ローテ入りに大きく前進した。楽天は18日、ロッテとオープン戦を行い、先発した大学・社会人ドラフト1巡目の松崎伸吾投手(22=東北福祉大)が6回を7安打2失点5奪三振で初勝利。成長も見せ、首脳陣からも上々の評価を得た。
オープン戦4試合目で初先発。2回までに4安打と味方の失策などで2点を先制されたが、修正した。2回からはセットからの投球に変え、4回からは「テンポを上げた」。それが実って尻上がりに調子を上げ、3回からは3安打無失点に切り抜けた。最速は140キロも、2種類のスライダーを巧みに生かし「持ち味の粘りの投球ができた。はじめは緊張したけど、中盤からは思い切っていけた」と胸を張った。
野村監督は「今日ぐらいの出来なら80点をあげてもいい。何としても戦力になってほしい」。そこにはノムさんも認める成長ぶりがあった。5回2死、そこまで2安打を許したサブローを迎えた。「もともと首は振らないんですが、あそこはわがまま言いました」と、捕手・河田のサインに首を振り、内角へ直球を投げ続けた。4球ファウルで粘られ結局四球で出塁を許したが、自ら配球を判断する余裕もできた。野村監督も「精神という上での不安は見られなくなった」と評価した。
指揮官は先発ローテ入りについて「スレスレのところ。(20日先発予定の)有銘次第ですな」。鹿島投手コーチも「先発の可能性はある」と話した。先発投手不足だけに、新人左腕に首脳陣の期待も掛かる。【由本裕貴】
[2006/3/19/11:43 紙面から]
写真=先発し6回2失点の好投を見せた松崎(撮影・中村誠慈)
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