リーグ開幕が3日後に迫ったJ2仙台は1日、仙台市・泉サッカー場で約2時間、ゲーム形式中心の調整を行った。MFシルビーニョ(28)の離脱で空席となったキッカーの座を巡る争奪戦が加熱。志願者5人が居残りFK練習に臨み技を競い合った。
小雪がちらつく練習場で、ホットなキッカー争奪戦がぼっ発した。プレースキックといえば昨年はMFシルビーニョの独壇場。だが、その名手がキャンプ中のアクシデントで約3カ月の長期離脱を強いられることになった。ポッカリあいたキッカーの座に、5人の強者が名乗りを上げた。
スタメン入りが確実となっているMF千葉直樹(27)の呼び掛けで実現した技の共演。壁に見立てたダミー人形をゴール前に置いて約30分、左右OKのMF梁勇基(27)、左足のMF秋葉竜児(20)、精度の高いFWシュウェンク(25)が持てる技を余すところなく披露した。
これに刺激された新加入のDF木谷公亮(26)も飛び入り参加。「大宮時代はFKで2点決めている。ボクの球筋はだれも知られていないのでいいアピールになりました」と右足から放たれた縦回転のボールで何度もゴールを脅かした。これまでなかった居残りFK。練習見守った都並敏史監督(43)は「キックの精度が高い人間が権利を得る。秋葉もいいし梁もいい。木谷もいいものをもっている。直樹、シュウェンク…」と満足顔。開幕まで残り3日。昨シーズンは1本も決まらなかったFKを本番で決めるのはだれ? 【下田雄一】
[2005/3/2/11:40 紙面から]
写真=仙台MF梁勇基は入念なFK練習を行う
|