ボウリングで精度を高めろ!第2クールの巻き返しを狙うJ2仙台に、強力な援軍が現れた。仙台スタジアムから徒歩5分にある泉スカイボウル(仙台市泉区、36レーン)が、選手31人とその家族に、通年レーンを無料開放することが分かった。シュートの精度を高めてもらおうと企画されたもので、6月から実施される。ピンを倒して、ゴール量産を目指したい。
地域密着を掲げるベガルタに、頼もしいサポーターが現れた。出血覚悟の仰天プランをぶち上げたのは同ボウリング場の支配人を務める松宮宏プロ(58)。「サッカーとボウリングは共通点が多い。イレブンに、集中力とシュートの精度を養ってもらえれば無料開放も安いものです」と企画の意図を説明した。
FWシュウェンク(26)、バロン(31)などブラジル人選手のほとんどがボウリング愛好家。FW万代宏樹(19)は「無料ですか? 若手同士でよく行くので有り難い。ボウリングは、シュートと同じでコースが重要。精度を磨ければいいですね」と興奮を隠さなかった。
シュートの精度では、チームNO・1ともいわれるFW大久保剛志(18)の場合、シュートのとき狙った軌道から決して目を離さない特徴がある。ボールを足にインパクトさせた瞬間、目を閉じてしまう選手がほとんどだが、最後までボールの軌跡を追う集中力を兼ね備える。細いレーンをシュートコースに見立てれば、精度向上に役立つこと間違いなしだ。
レーンの長さは、18・28メートル(ゴールラインからペナルティーアークまでの距離は11メートル)。左45度のシュートレンジを得意とするMF財前宣之(28)は「巻いたボールで小さいピンを狙うのは得意。集中力を養えるしリフレッシュにもなる。時間があれば通いたいね」と歓迎した。
ホームゲーム開催日は、一般サポーターもチケットや応援グッズを提示するだけで割引サービス(6月から実施。1ゲーム700円→200円)を得られるという。松宮プロは「ピンを倒して相手も倒してもらえればうれしい。サポーターの方にもどんどん利用して頂きたい」とアピールした。【下田雄一】
[2005/5/19/10:59 紙面から]
写真=シュートを放つ仙台FW大久保。ボウリング場でもこんな光景が見られる?
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