J2仙台GK高桑大二朗(32)が、得意の札幌をゼロ封し、自らのバースデーに花を添える。10日、仙台市泉サッカー場で紅白戦に臨んだ高桑は、好調をアピール。ゲーム中に左足首を痛め周囲をヒヤリとさせたが「問題なし」と、13日に行われるアウエー戦出場に意欲を示した。この日で32歳の誕生日を迎える不屈の守護神が、2戦連続完封でチームを勢いづかせる。
雨上がりのピッチが、一瞬にして凍り付いた。高桑が、顔をしかめながら左足を押さえる。捕球態勢に入った際、くぼみに足を取られ左足首をねんざ。藤川孝幸GKコーチ(42)の指示でGK小針清允(28)に途中交代。駆け付けたトレーナーの応急処置を受けピッチを後にした。
2連勝がかかった札幌戦。試合前にまさかのアクシデントに見舞われたが、動じなかった。「少しひねっただけ。痛みは残るけど大丈夫です」と、ゴール死守に意欲を示した。ここまで札幌戦は2戦2勝。いまだゴールを許していないだけに士気も高い。
「1回勝つと気が抜けちゃうチーム。みんなも同じことを感じていると思う。いつも言っているけどゼロで抑えることが大切。負けない試合をしたい」。チームはここまで10勝10敗5分けと浮上のきっかけをつかめないでいる。3連勝1回、2連勝2回(うち1回は引き分けを挟む)と白星が続かない。上位進出を図るためにも落とせない一戦となる。
帰り際には、詰め掛けたサポーターからプレゼント攻勢を受けるなど、人気も衰えない。「モチベーションは上がっています。誕生日? もうそういうのはありません」。不屈の守護神が、連勝街道の旗頭となる。【下田雄一】
[2005/8/11/10:58 紙面から]
写真=紅白戦で左足首を痛める仙台GK高桑
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