J2仙台は15日、延岡市西階陸上競技場で、攻守のフォーメーション確認や紅白戦など実戦形式の2部練習を行った。9日にキャンプに合流し、別メニューを続けていたMFチアゴ・ネーヴィス(20)が、この日からチーム練習に参加。紅白戦では、強力なブラジリアントライアングルのお披露目となった。
やっとボールに触れる。ネーヴィスはうれしそうに練習前のミーティングに加わった。さっそうとビブスを着込み、久しぶりにボールを蹴った。「筋肉痛が残っているけど、プレーできて良かった」と笑った。
紅白戦で、今までFW中島裕希(21)が入っていた1・5列目の左サイドにネーヴィスが入った。「コンディションはまだまだ」と言うが、巧みなパスでロペスのゴールをアシストしたり、FK、CKも自ら蹴り、ポイントを定めたキックを披露。「FKとかは監督からの指示だけど、本番でも蹴りたい」と、得意のFKは誰にも渡さないつもりだ。
FWボルジェス(25)との連係も光った。昨年のチームメート(ブラジルのパラナクラブ)で、ともに戦った時の感触を思い出した。「まだ、すべての連係は出せないけど、コンディションが整ったら、だれも僕たちを止められないと思う」と、ブラジル国内でも絶賛された2人のプレーに、絶対の自信もみせる。この日は左サイドに入ったが「攻撃的な中盤なら、どこでもできる」と、多彩なポジションをこなすことも可能だ。
開幕の徳島戦(3月11日、鳴戸総合運動公園陸上競技場)に向けて、ようやく新ブラジルカルテットが勢ぞろいした。今後は、本格的な戦術練習と練習試合。開幕スタメンの座をかけてチーム内でも激しい戦いが始まる。ネーヴィスは、自分の生きる場所に仙台を選んだ。自分のため、そして仙台のために…。その思いは半端じゃない。【栗山尚久】
[2006/2/16/11:17 紙面から]
写真=ミニゲームに参加し、軽快な動きを見せるMFネーヴィス。左は清水
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