競技会場(6)東京体育館

 ◆1964年大会 総工費3億5000万円で世界レスリング選手権開催の54年に建設された。58年のアジア大会ではバスケットボール等に使用され、五輪では体操会場となった。地上4階地下1階、総席数は6474(うち仮設1208)で、アリーナ面積は2640平方メートル。隣接して屋内水泳場(50メートル×20メートル9コースなど)も建設され、水球会場となった。

 ◆2020年大会 卓球会場としてオリンピック(7月29日~8月8日)、パラリンピック(8月26日~9月3日)で使用。旧体育館の老朽化に伴い86年、総工費230億円をかけて全面改築着工、90年にリニューアルオープンした。アリーナ面積は3220平方メートル。卓球なら最大32面使える。大会時の総席数は8000を予定。パラリンピックも含めた改修費用は1億7700万円を見積もり。

(2014年9月3日東京本社版掲載)