競技会場(7)日本武道館

 ◆1964年大会 柔道は当初、水泳競技終了後に国立屋内競技場(代々木)で行うことになっていたが、わずか12カ月で新設するめどが立ち、会場が変更となって開催された。総工費は22億1000万円。収容人員は1万4100人。地上3階地下2階でアリーナ面積は600平方メートル。選手村から一般道で7・3キロ15分だった。剣道、弓道、相撲などのデモンストレーション会場にも使用された。

 ◆2020年大会 今回も柔道会場。これまで改修や耐震工事を行っており、次回五輪へ向けては39億円の恒久工事費が計上されている。座席数1万1000。選手村から16キロ約20分。競技開催は7月25~31日、パラリンピックは8月28~30日。(2014年9月10日東京本社版掲載)